給料から引かれている税金はなぜ高いのか

女性30代 nakamu351019さん 30代/女性 解決済み

毎月の給料やボーナスから引かれている諸税金がなぜこんなに多いのか悩んでいます。生活している以上払わなければならないことは分かりますが、本人の有無を言わさず強制的に払わされているのに、何に使われているか可視化されておらず、所得が多い人負担されなければいけない税金の仕組みが分かりません。税金負担の意義や税金の使い道が少しでも明確になる制度ができる未来はないのでしょうか?また、現在諸税金を支払っていますが、将来のためにより多く還元される方法やふるさと納税やidecoなどが普及していますが、こういった制度に今のうちから申し込んでおいた方が良い、というアドバイスがあれば教えていただきたいと思っています。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/04/08

ご質問の件について、給料やボーナスから源泉徴収される所得税には計算方法が設けられており、人によって負担する金額が異なります。

これは、収入の多い少ないといった違いがあることはもちろん、扶養している親族がいる人、いない人、本人や扶養している親族が障害者である場合や本人が寡婦・寡夫(シングルマザー・シングルファーザー)など、様々な条件によって異なる仕組みとなっています。

したがいまして、仮に、質問者様が独身で上記の何かしらの要件にあてはまらない場合、源泉徴収される所得税は基本的に多い仕組みとなります。

質問全体より、質問者様は納める税金を少なくしたいことが伺え、ふるさと納税やidecoを始めることは、税負担を軽くする効果が得られることは確かです。

仮に、質問者様が将来の老後資金について何かしらの心配があるのであれば、まずはiDeCoを優先して始めてみることをおすすめします。

なぜならば、iDeCoは、節税をしながら時間をかけて将来の老後資金を準備することができるからです。

また、iDeCoは、長い時間をかけて大きな老後資金を形成しやすい特徴があるため、たとえば、今から60歳になるまでの期間が何十年もあるようであれば、できる限り早急に始められることが質問者様にとって得策になると言えます。

なお、iDeCoを始めてもなお、節税対策を行っていきたいのであればふるさと納税を検討いただくのがよろしいかと思います。

iDeCoは、ご自身のお金として将来受け取れる資産になるものの、ふるさと納税はあくまでも「寄附」にあたり、ご自身のお金として戻ってくるものではございません。

そのため、節税対策としてiDeCoを優先することが質問者様にとって望ましいのではないかと考えます。

ちなみに、iDeCoに加入し、1月1日から12月31日までの1年間で、拠出した掛金は、勤務先が行う年末調整で所得控除が受けられ、結果として、所得税の還付金がいつもよりも多くなります。

また、給料から天引きされる住民税も少なくさせられる効果が得られますので、今のうちからiDeCoを申し込んで始めてみるのが良いと言えます。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

確定申告の件で悩んでいます

そろそろ確定申告の時期になりますので、今青色申告を作成するために頭を抱えています。個人事業主として少しでも税金を支払いたくありませんので、合法的に税金を安くするために控除できるものは全てやりたいと思っています。そこでファイナンシャルプランナーの方にお聞きしたいのが、個人事業主としてやっておける控除をできるだけ教えて頂きたく思います。税金に関しては全くの素人なので、お金のプロであるファイナンシャルプランナーの方からの知恵をお借りしたいです。確定申告で支払う税金が安くなれば、事業に関わることでお金を投じたいと思っていますので何卒よろしくお願い申し上げます。また今使っている会計ソフトだと青色申告がやや面倒なので、簡単に青色申告を作成できる会計ソフトをご存知であればそちらも教えて頂きたく思います。

男性40代後半 マックス99さん 40代後半/男性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

これからもっとあがりそうな税金とは

昔に比べて生活が苦しいと感じるのは、稼いでも稼いでも税金でとられてしまう分が多いからだと感じます。特に子供時代は消費税がゼロだったのに、今や10パーセントにまで上がってしまって、高いものの購入は支払額にびっくりしてしまうほどです。こうした税金が増えてしまうのは消費税だけではないと思うのですが、今後増えていくであろう可能性がある税金があるのであれば教えて欲しいです。また、今後10年で消費税はいったいどれくらい上がる可能性があるのかも知りたいです。そして、反して下がっていく可能性がある税金があれば教えて欲しいです。お酒やたばこは自分はやらないので関係ないですが、今後上がっていくと考えられる税金で、自分と関係のあるものがあれば知っておきたいです。

女性40代後半 hannamoさん 40代後半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

両親からの相続

我が家の場合、両親が家を所有していること、株式や投資信託を所有していること、何よりも農地を所有していることなど相続の際に税金で課題になりそうなことがいくつもあります。もちろん、生前贈与などもいろいろ考えてくれているのですが、いずれにしても1番問題になりそうなのが農地になります。私も弟も農業を本格的に行うつもりはなく、あくまでも畑仕事位のつもりです。宅地転用もなかなか難しいと両親から聞いています。そうなったときに相続で税金がどれだけかかってくるのか、節税をするためにはどうすれば良いのか、ファイナンシャルプランナーから上目線でアドバイスをもらいたいと思います。結果として今の時点で対策を取れることがあれば、両親と相談しておきたいと思います。

男性50代前半 tammnoさん 50代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

起業するにあたって

会社で、社内新規事業にチャレンジするか。それとも思い切って独立起業すべきか迷ってます。 仕事に対して高いモチベーションを持ちながらも、これまで雇われ身分で大組織の中でキャリアを積んできた人であれば、過去に一度くらい独立起業を考えたことがあるかもしれません。ベンチャー経営者の成功談はよく耳にしますが、企業内新規事業のリーダーの名前が表に出るケースは少なく、実際にどんな人が社内起業に適しているかの情報は驚くほど少ないものです。筆者は長年、大手企業の新規事業開発の仕事をしながら、スタートアップの立ち上げも多数関わってきたこともあり、この手の悩みを抱えた方がしばしば相談にいらっしゃいます。 もちろん簡単に答えが出る話ではありません。私がアドバイスするにあたっての観点も、ご本人の置かれた環境、持っている資質、モチベーションの源泉など多岐にわたります。どちらがよいでしょうか。

男性40代前半 川口ゆうじさん 40代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

家族の健康保険税について

私は契約社員で働いています。私は、会社の健康保険に加入していますが、家族分は加入することができませんでした。持病があるため、フルタイムを選びませんでした。会社の規定で、私の働き方では入れなかったようです。そのため、家族の分は国民健康保険に加入するすることになりました。収入の関係もあり、保険料は軽減されています。妻は働いていません。私の両親の介護に通うためです。家族が違う健康保険に入ると、健康保険税の支払いが高いような気がします。計算方法はわかりませんが、会社で家族分も入れたら一番良いのかなと思っています。勤務時間を増やせば入れかもしれないなと思い、会社に相談したことがありますが、勤務時間を増やすことができませんでした。健康保険税の支払いが軽くなる働き方には、どんな方法がありますか。今の働き方では、住民税が非課税です。勤務時間が長くなると、住民税の支払いが発生します。税金と収入の関係についてアドバイスしてください。

男性50代前半 たこ焼きパーティーさん 50代前半/男性 解決済み
中村 真里子 1名が回答