年金を貰うのと今支払っている額を貯めるのとどちらが良い?

男性40代 なんだかなぁさん 40代/男性 解決済み

自分は、現在で「36歳」なのですが、会社の年配者たちには、「年金の貰える額はどんどん減ってきて、自分たちが貰える頃には微々たるものになっているか、年金という制度がないかもしれないな」といつも驚かされています。その言葉が気になり、ネットで調べたのですが、実際に年金の支給額は減ってきているので、とても不安になりました。その時にふと思ったのですが、このまま年金を払い続けていくより、年金を支払わずに自分で貯めていく方が貯まるのではないかと。実際に自分たち30年後に貰える年金額と今から30年間貯金していくのはどちらが良いのでしょうか?ちなみに、自分の年収は350万円で
、会社が厚生年金に加入しています。嫁は専業主婦なので扶養です。よろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

福嶋 淳裕 フクシマ アツヒロ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

千葉県 東京都

2021/03/09

国の年金(公的年金)への不安を煽る金融機関や不動産業者の営業トーク、週刊誌などの記事、テレビ番組でのコメンテーターの発言、等々は今も昔も存在します。
私も若い頃は、漠然と「そういうものなのかな」と思っていました。
その後、偶然、年金関連の仕事に就き、年金制度を深く知るにつれて私の年金不安(不信)は完全に払拭され、今では正しい知識をご縁のある方々にお伝えする立場に転じています。

日本の公的年金制度は、確かに「所得代替率」の低下は予想されていますが、「年金の額」が減るとは必ずしも言えません。
年金の額自体は、最近でも年度によっては増えています。
ちなみに、所得代替率とは、65歳になった人が国の年金を受け取り始める時点における年金の額が、その時点の「現役男子の平均手取り収入額(ボーナス込み)」と比較してどのくらいの割合か、を示すものです(現役世代の平均的な稼ぎと引退直後世代の平均的な年金を比較するための国際的な指標です)。

また、日本の公的年金制度には、老後の生活を支える「老齢給付」だけではなく、若くして病気やケガで働けなくなった場合にその後の生活を支える「障害給付」や、万一の際にご遺族の生活を支える「遺族給付」という仕組みもあります。
本人や会社が負担する保険料に加え、税金が投入されて運営される制度ですので、消費税をはじめ各種の税金を支払っている以上、利用しないと損、とも言えます。

年金にせよ医療保険にせよ、まずは公的な制度の利用を基本とし、そのうえで貯蓄や投資で補完する考え方をおすすめします。

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