安心できる老後について

男性40代 きちけんさん 40代/男性 解決済み

世間で話題になっていた「2000万円問題」ですが、私たちくらいの年代の
人間が定年になるころには年金もたいして期待できないでしょうし、そもそも
もらえるかも不安です。今から老後の資金のために何かしておきたいと考えていますが、私は資産運用などの知識や経験がほとんどなく、何をどうすれば
いいのかが理解できていません。株やFXは知識が必要だと思いますし、
日中は仕事で取引に参加できません。当然銀行に預けているだけでは
何にもならず、iDeCoやNISAなどが良いのかなと考えていますが
そもそも詳しい仕組みを理解できていません。年金対策・老後の資金確保のためのアドバイスや知恵があれば教えて頂きたいです。

1 名の専門家が回答しています

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/04/09

きちけん様、ご質問ありがとうございます。

2019年に厚生労働省が公的年金の財政検証を行っております。
この財政検証は、今後の経済状況を6パターンで年金がどうなるかというシミュレ―ションを行っているもので、今後、経済成長が順調に進むケースから、経済成長が後退するケースまでを出しています。

今の日本の年金制度では、2分1は税金などの収入から捻出することになっていますから、ある程度の水準は維持されると思われます。

また所得代替率という現役世代の方の平均の収入と公的年金の収入の割合で考えていく必要があり、この財政検証では、2019年の現役男子の手取り収入が35.7万円で、夫婦の年金額が22.0万円となり、所得代替率は61.7%となっています。

この財政検証で一番最悪なケースとして、実質の経済成長率がマイナス0.5%進んでいくパターンのシミュレーションがありますが、2043年に所得代替率が50%になり、2052年には46.1%となると試算されています。ただ、2052年の時の現役男子の手取りは40.7万円で年金額が18.8万円となっています。

多くの方は、22万円が10万円以下になると勘違いをされているのですが、額面で見るとそれ程、減らず、支出が増えていく事で、実質の水準が減っているのです。
ですので、老後資金の準備などは今後の物価上昇以上の運用利回りが必要で、iDeCoやNISAの様な税制優遇を活用して資産形成を行うのが良いと思います。

是非、iDeCoやNISAの仕組みを確認されて資産形成を始められてください。

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