25歳男、今後のキャリアプランについて

苦戦していた家業を救うべく急遽地元に帰省され、復活を目指して奮闘されたものの、志半ばでの事業撤退。

何ともやり切れないお気持ちを、お察しいたします。

事業を長く継続されてきた中での計り知れない艱難辛苦は、当事者にしかわからないはずです。

今は、お気持ちの整理がなかなかつかない状況でいらっしゃるようですね。

無関係な第三者が軽はずみに助言できるような状況ではないことを承知の上で、一零細企業経営者として申し上げたいと思います。

すべてのご経験は、無駄にはなりません。

必ず、将来のどこかで活きてくるはずです。

誤解を恐れずに申し上げますが、今回の事業撤退により、もしこのまま事業を継続されていたらさらに事態が悪化していたかもしれない局面を、未然に回避できたとお考えになればよいのではないでしょうか。

ご相談者さまにとって、むしろチャンスが広がったのだと。

幸い、まだ20代の若さです。

「どのようなライフプランに価値を見出していくべきか」といつまでもお悩みになるのではなく、ぜひ新たな価値をご自身で生み出してください。

ご相談者さまには、代々受け継がれてきたanimal spiritsが流れているはずです。

何でもできるに違いありません。

明るいニュースは少ないと思い込まれているようですが、今は歴史上もっとも豊かな時代なのですから。