老後にかかるお金はどのくらいが一般的でしょうか

男性50代 yhwork1211さん 50代/男性 解決済み

貯金はしていますが将来不動産を購入したくそちらのほうにお金が必要ですので、老後に備えてのたくわえは正直言いまして全くございません。現在加入している生命保険も満期になったとしてもあてになりません。年齢的にも老後の手前ですので現在の収入では全く成り立たないと思わせていただいております。老後になると医療費など現在よりも大幅に多くなりそうな費用が心配です。また、健康を意識して日々生活しておりますが、いつ体が不自由になるかも心配な限りです。どれくらいあれば老後も経済的に安心して暮らしていけるのでしょうか。また一般的な人の健康寿命がどれくらいで、体が不自由になってからの寿命がどれくらいなのかも知りたいです。誰もが思うことかもしれないですが、健康寿命の時期だけ生きていたいと思わせていただきますが、健康ではなくなっても自分では死ぬこともできません。しかしながら、息子に頼るとなると息子に迷惑をかけることになりますのでそうならないようにしなければならないと思っています。

1 名の専門家が回答しています

福嶋 淳裕 フクシマ アツヒロ
分野 老後のお金全般
60代前半    男性

千葉県 東京都

2021/04/12

まず、健康寿命ですが、平成28年のデータで「男性 72.14年 女性 74.79年」です。
健康上の問題で日常生活が制限されるようになってからの残り期間は「男性 8.84年 女性 12.35年」です。
詳しくは、令和2年2月の厚生労働省セミナー資料をご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/12600000/000596649.pdf

次に本題の、「老後にかかるお金はどのくらいが一般的でしょうか」です。
「老後資金はいくら準備しておけばよいのか?」
「2,000万円必要なのか?」
「2,000万円で足りるのか?」

老後資金に関し、漠然とした不安をお持ちの方は多いと感じています。
具体的にお話を聞いてみると、そのような方々に共通する点があります。
「家計の現状を把握していない」「老後の収入(年金や退職金)と支出を予想・試算したことがない」点です。
「家計の現状を把握し、老後の収入と支出を予想・試算してみたら、漠然とした不安がなくなった」というご感想はよく聞きます。

方法をいくつかご紹介しましょう。

① 現在の資産と負債、収入と支出を把握する

まず、家計の現状をすべて把握します。
配偶者がいらっしゃる場合は、ご夫婦で情報を共有してください。
直接税・社会保険料も忘れずに確認しましょう。

② 国の年金の額を把握する

・「ねんきんネット」に登録し、シミュレーションしてください。
 https://www.nenkin.go.jp/n_net/

・50歳以上の方は、「ねんきん定期便」だけでも参考になります。
 https://www.nenkin.go.jp/service/nenkinkiroku/torikumi/teikibin/

③ 勤務先の退職金・退職年金の額を把握する

会社員などであれば、勤務先の担当部署に問い合わせてください。

④ 高齢者世帯の家計に関する統計を確認する

今どきの高齢者は、金融資産を平均的にいくら持っているのか? 収入と支出の月平均はいくらか? それらの内訳は?

これらは国の統計(総務省の家計調査)で確認できます。
https://www.stat.go.jp/data/kakei/

「60代のときの金融資産を、30年分割で取り崩し、年金の足しにして暮らしている」ことが読み取れます。

④ 自分の世帯固有の事情を踏まえて試算する

世帯ごとに事情は異なるので、「老後資金はいくら準備しておけばよいのか?」も世帯ごとに異なります。
一律の目安を求めることに、あまり意味はありません。

ご自身で世帯固有の事情を踏まえて試算することをおすすめしますが、「時間がない」「より正確に試算したい」などの場合は、信頼できそうな第三者に有償で委託してみてはいかがでしょうか(金融機関や保険ショップなど、金融商品の売り手への無料相談は、あまりおすすめできません)。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

万が一、一人になっても生きていけるだけのお金を貯めたい

現在、夫婦と大学2年になる息子と生活しています。現在50歳です。息子が自立した後は二人で細々と生活していきたいと思っています。二人ならなんとかなると思っていますが、旦那に先立たれた場合、私はほぼパートしかしてきていないので、年金が少ないです。持病もあるので、病院通いも続きます。現在何とか私自身200万弱の収入を得ています。これを65歳まで続けられたら少しは年金に反映されますか。それとも今のうちになんとか頑張って300万程度稼がないと大変な老後になるのでしょうか。どれくらいの収入があると年金額がどれくらい増えるのかが想像しにくいです。何か確かめる方法はありますか。また、旦那がなくなった後、遺族年金はもらえるのでしょうか。小さな子供等がもういなくても。それもわからないので、聞いてみたいことの一つです。

女性50代前半 はるか彼方さん 50代前半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

老後は今の収入で安心か?

私は、公務員として40年余り勤め、定年退職後、今も塾の講師とした働いています。公務員現役の頃は、定年退職後は年金で暮らして行けると思って、贅沢三昧の生活を送ってしまいました。3年ごとに車を買い替えたり、日本各地を旅行したり、家を新築したりして住宅ローンに追われていました。もちろん、貯金などしようと考えもしませんでした。そのツケが退職後、老後の生活に如実に表れました。毎日の生活費に追われるばかりで、外食はもちろん、旅行などに出かける余裕など全くありません。少しでも外食や旅行に出かけるようにするためには、何を節約したらよいのでしょうか?教えて欲しいと思います。更に、今後の生活に絶対にやってほしいことが有りましたら、アドバイスをお願いします。

男性70代前半 kinopeeさん 70代前半/男性 解決済み
前佛 朋子 1名が回答

お金を何とかして作りたいです

子供が二人と夫の4人家族なのですが、これから先、学費や養育費として必要なお金を貯めていこうと決めており、節約のために財テクの本を読み漁ったり家計簿をつけてみたりしています。不要なものを買取店にだしたり、自分の特技が手芸なので雑貨を制作してネットフリマで販売したりして稼いでみたものの少額で労力に見合っていないと最近は思うようになりました。ですが自分たちの収入を見返してみるとどうしても心もとなく・・・旦那は自営業で自分は正社員(他の会社のです)なのですがコロナの事のようにこれから先何があるかわからないのでできればもっと余裕のある懐にしていきたいと思っているのですが、収入を増やしていくにはやはり転職しかないのでしょうか?

女性30代前半 kayanosotoさん 30代前半/女性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

老後費用の詳しい項目がわかりません

老後に必要なのは2000万円という爆弾発言は、大問題となって政府への批判が続出しました。しかし、それだけ多くの国民が事態を具体的にイメージするようになったということ。まだ先の話とのんびり構えていた私にさえ、本気で考えないとマズイのではないかと思わせてくれたのは、ある意味ありがたいことでした。そしてきちんと考えれば、絶対に2000万円と決まっているわけではなく、それぞれの生き方によっても大きな差があるということもわかりました。ですから実際の我が家はいくらなのか?いうことを予測しておきたいのですが、実際の老後はまだ未知の世界、どんな出費があるのか想像もつかないのです。よく言われているのが、医療費や住宅ローン等の残債ですが、もっと細かい項目が知りたいと思っています。たとえば孫への費用とざっくり表現されますが、孫に頻繁に物を買ってあげるという状態になるということは、息子や娘家族とよく会っているなど、普段から交流があるということ。その場合の食費だとか、細か〜いことではありますが、大きなお金ではないからこそ意外と見落としてしまうものではないのかなと思うのです。そのような1回ごとは小さいけれど、単発では済まない長年の出費にはどんなものがあるのか、それらを詳しく教えていただき、その中から我が家に符合するような項目をピックアップして、生活全体をイメージしていきたいと思っています。

女性50代後半 スイートバジルさん 50代後半/女性 解決済み
秋丸 アルハ 1名が回答

老後にいくら財産を残しておくのか

自分は現在31歳のサラリーマンとして日々元気に働いています。現在独身で、このままそれを貫こうと思っています。主義でそうするわけですが、それでも思う心配は、老後の自分の人生についてです。家族を持たないのなら、人からの助けを得ることはできません。いつまでも元気だとは思えないので、もしもの場合には介護施設に入ることになると予想できます。そういった場合のことを想定すると、自分は未来の自分のための介護費をいくらのこしておくと安全なのか知りたくなります。入居、家賃などの計算は資料を見ればだいたい予想がつくものですが、そうではなく、入居の中で突発的に発生するかもしれない追加料金のことも考えた上でのアドバイスが欲しいです。何かあってもこれだけあればまず大丈夫という額を計算できるだけの教えを授けてほしいです。

男性30代後半 zuzukiさん 30代後半/男性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答