2021/04/26

介護保険は必要か?

男性60代 三輪たかし cxytf098さん 60代/男性 解決済み

私は県民共済に入っており、その共済ではもちろん介護保険に入っています。それから、市から来る介護保険料も65歳をすぎた途端、強制的に払わなければならなくなりました。この二つがあれば将来動けなくなった時、十分カバーできることはできないでしょうか?と言うのも、親しくしている人が大手の生保の介護保険に入った方が絶対良いと薦めてくれますので、現在迷っています。結構しつこく連絡してきますのですが、そんなに介護保険というのは必要なのでしょうか?いろんな事例をもとに、絶対に必要なのかも含めて、詳しく教えていただけますか?生命保険については、今まで得したことがありません。年金だけの生活ですから、余計な出費はしたくないと考えます。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 保険全般
50代前半    男性

全国

2021/04/27

生命保険で今まで得されたことがないというのは、むしろ好ましいことであるはずですよ。

保険の対象となる病気も、介護も、死亡もなさったことがないのですから。

それはさておき、事例をお出しするまでもなく、民間保険会社の介護保険には絶対に入る必要はありません。

逆に事例をお出ししてしまうと、「60代の若さで脳出血を発症し、言語障害と右半身の麻痺が残存し、要介護3に認定を受けた」などと保険会社が契約を促すために不安を煽るのと同じになってしまいます。

そもそも、民間保険会社の保険商品には大きなコストがかかっています。

ですから、介護保険であれ何であれ、できる限り入らないのが合理的です。

保険で備えるのは、保険でしか備えられないリスクに限定するべきです。

具体的には、以下の3条件をすべて満たす場合に限ります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
1)滅多に起こらないこと
2)それがいつ起こるかわからないこと
3)もし起こってしまった場合、社会保障や預貯金等だけでは到底まかなえないほどの経済的負担が発生すること
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

子どもさんが小さくて、健康で働いている若い人の死亡などは、上記3条件に当てはまる典型例です。

残されたご家族の生活費は、遺族年金や配偶者の収入を差し引いても数千万円単位で不足する場合もあるでしょうから。

一方で、65歳を過ぎられたご相談者さまの介護リスクについてはいかがでしょうか。

年を重ねるにつれ、病気や加齢などにより介護を受けるリスクは高まりますので、1)2)の条件を満たすとは言えないでしょう。

3)についても、公的介護保険がありますし、日本の社会保障は充実していますので、どんなに介護サービス費がかかっても自己負担額はせいぜい月数万円にとどまります。

もちろん公的保障だけで十分というわけではありませんが、介護リスクに対しては、わざわざ割高な民間の保険(共済も)に加入して備えるのではなく、少なくともその保険料分をご自身の口座にしっかりと積み立てて備えるべきです。

さらに介護保険に限らず、65歳を過ぎられたご相談者さまにとって、生命保険や医療保険等にもすべて入るべきではないと思われますので、念のため申し上げておきます。

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