田舎の両親の介護について

ご質問ありがとうございます。義父母の介護のことが心配とのことですね。親が田舎で離れて暮らしているというケースはよくあります。介護を親戚にお願いしようとお考えとのことですが、介護保険制度のサービスを利用されてはいかがでしょうか。日本では2000年からすべての人は40歳から介護保険に加入しています。義父母ももちろん加入しており、介護保険料を年金からの天引きで支払っています。お金を払っているせっかくのサービスですから親戚に頼るのではなく、介護保険制度のサービスを利用しましょう。

もし義父母に介護が必要かもしれないと感じたら、義父母が住む地域の「地域包括支援センター」に連絡してください。地域包括支援センターは高齢者の生活や介護の相談に乗ってくれて、介護保険サービスでの要介護認定もしてくれるところです。介護を始める際の方法はセンターの担当者が教えてくれますが、簡単に説明すると、職員が要介護認定をしてくれます。そして決まった要介護度に沿って、担当のケアマネージャーが介護プランを作ってくれます。直接介護に携われないことはケアマネージャーに伝えれば、ちゃんとよい方法を提案してくれます。一緒に住んでいなくても介護はできますのでご安心ください。私も親と離れて住んでいながら介護していましたので。地域包括支援センターの連絡先は、義父母のお住まいの自治体のホームページで確認できますし、役所に電話すれば教えてくれます。ご心配なさらず、地域を頼ってくださいね。