FPさんが実際に試している資産運用が知りたい

女性30代 i03230323さん 30代/女性 解決済み

一応正社員で働いていますが給料が安いです。近々シングルマザーになりそうなので、少しでも収入を増やしたいと思っています。ただ、副業ができません。今の職場は給料は安いけど人間関係はいいですし、正社員という立場を捨てて再就職する勇気もありません。仮に就職できてもそこでうまくいくかはわからないし。そこで手元にはある程度の貯蓄はあるので、それを投資に回したいと思っています。ただ、FXや株などは自分でできるかの不安、ハイリスクハイリターンということへの不安があります。今は自動でAIが運用してくれるのもあると調べました。どのアプリ、会社の運用がいいのか、貯蓄型保険での運用、金など様々な運用方法があると思いますが、どれがどういうものなのか、FPの方が利用している運用方法があればそれもお伺いしたいです。

3 名の専門家が回答しています

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/05/06

i03230323様、ご質問ありがとうございます

まだ日本では資産運用というと株の短期売買など投機をイメージしてしまう方が多いのですが、本来の投資は、長期的な成長へ投資するものです。

AIが短期的に売り買いを行うシステムもあるようですが、今後の資産形成で考えられるのであれば、投資信託で分散投資を行われるという方法もあります。

現在、政府もiDeCoやNISAなど税制優遇制度を打ち出しています。この制度を利用して投資信託などで運用した場合に、税制優遇を受けられるというものです。

お金の価値が分かっているFPであれば、投資信託で資産形成をされている方が多いと思います。私も、FPを始めた当初から投資信託で運用を行っております。

またハイリスク・ハイリターンという事を聞いた方のイメージが、損をする可能性が高いものが、大きな利益を得られると思われがちですが、少し意味が違い、不確実性が高いほど、利益を得られるという意味が近いと思います。

ただFX取引や株式の短期売買は、投資ではなく投機となります。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 お金の貯め方全般
60代後半    男性

全国

2021/05/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

収入を安定して増やす方法は、就労が一番安全ですが、お勤め先との問題もありますから、利殖による方法を選択することも理解出来ます。

さて、FPの立場で利殖をアドバイスするとすれば、そもそも投資は「長期、積立。分散」が基本であり、利益を得るのは数年後という事になります。私自身は自己の資産を活用するために、不動産賃貸業を行っていますが、利回り自体はせいぜい4%~6%程度であり、銀行からの借入金もありレバレッジによる効果は高いものの、長期に渡るリスクを抱えています。このリスクを分散する方法に、不特法(不動産特定共同事業法)による不動産小口化商品があります。

つまり、不動産のベースとしたファンドですが、現物不動産の売買等の取引から生じる利益を投資家に分配するものです。他に、ファンドに関する商品は多々ありますが、国内の投資信託だけでも6000件は超えていますから、ある程度の投資に関する知識は必要であり、すべて他人任せで銀行金利以上を得るという考え方は修正された方がよろしいでしょう。

現在の国内の金融商品における投資の利回りは、概ね1.5%と言われています。海外の金融商品を活用した場合で3.5%程度ですが、銀行金利と比較すれば比べ物にならない利回りであり、それなりのリスクが伴う事は致し方ないでしょう。つまり、リターンとリスクの波を長期化した場合には、それぞれの平均値として得られる可能性は相当圧縮されます。

つまり、超低金利の時代だからこそ、投資によるリターンは難しくなっているとも言えます。そのように考えた場合には、極力長期に資金を寝かせる必要があり、短期での投資は避けねばなりません。

但し、コロナ禍における各企業の経営方針により、社債の発行が増加していますので、安定している企業であれば、低いながらもリターンを得ることは可能です。更に、日銀による買え支えもありますから、ETFと同様に安心できると思われます。

田仲 幹生 タナカ ミキオ
分野 お金の貯め方全般
40代前半    男性

茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県

2021/05/10

参考になるかわかりませんが、私の場合の話です。

基本的な運用先として、現物株への株式投資を行っています。
銘柄選択や売買の基準は、安くなっているところを狙う『バリュー投資』というスタイルです。
その他暴落などのリスクヘッジの手段として、先物やデリバティブ商品を使った備えのポジションも持っています。
他には、安定的なインカムゲイン狙いの不動産投資やREITなどへの投資も行っています。

全体としては、インカム(配当や家賃など)とキャピタル(値上り益)のバランスを考えながら運用している感じです。

ただ、自分でいうのもなんですが、好きが高じて、いつの間にかこうなったという感じのもので、『FPとして』人にアドバイスするとしたら絶対におすすめしない運用法だと思っています。

「投資が本業だ!」と思うぐらいの意気込みがなければ、投資や資産運用は、できるかぎりシンプルに行うことをお勧めします。
(例えば、分散投資とかAI、ポートフォリオ理論とか難しいものは取り入れず、自分のわかるモノへ、投資する割合を調整しながら運用するシンプルなスタイル。)

様々なところへ投資をし、運用をしてきた中で、ひとつ分かったことは、「投資や資産運用は、絶対失敗することがある。」という事です。
重要なことは、『失敗することを前提として』、失敗したときに、ちゃんと立て直せるようにすることを常に考えながら投資・運用することだと感じています。

投資や資産運用は、何を選ぶかではありません。
どうやって投資・運用するかの方が大切だと思っています。

投資の世界は、決して参加者全員が儲かっているわけではありません。
所詮、宝くじと同じ『運』の要素がものすごく大きい世界です。
自分だけは上手くいく、と思っていたらだいたい大けがすることの方が多い気がします。

どんなものに投資をしても上手くいく人は上手くいくし、上手くいかない人は、上手くいかないものです。
そして、その両者の違いは、投資や資産運用に本気で取り組み、常に学ぶ姿勢があるかどうかなのではないでしょうか?

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