老後にそれなりの生活をするにはいくらあればいい?

女性40代 ani5さん 40代/女性 解決済み

漠然と将来が不安です。少ない資産をどう運用すれば老後の資金を貯めれるのでしょうか。資産運用というと、ある程度まとまった資金がないと話にならないのかなとは思っているのですが、我が家のような一般サラリーマン家庭では収入もある程度しか見込めません。月に使える予備費もそれほど多くありません。我が家は夫婦と小学生の子供2人の家族です。現在は保険の積立などを利用してある程度将来まとまって使えるお金を貯めてはいるのですが、実際にいくらくらいああれば老後、それなりの生活が送れるのかが分かりません。目標が見えないので漠然と不安を抱いています。定期預金は金利がつきませんし、今できる少ない資産でも可能な運用方法が知りたいです。

2 名の専門家が回答しています

細川 豪 ホソカワ タケシ
分野 その他資産運用
50代前半    男性

全国

2021/05/07

ani5さん

おはようございます。
それはご不安ですね。私のところに来られる方も同じようなご不安を持たれている方が多いです。

考え方を纏めました。

①資産運用はある程度資産がある方が、もっと利回りがいいものが無いかなと探して運用する行為。
(塊の資産がある方の行為)

②資産形成はほぼゼロから資産をつくる行為。
(今は塊が無いから、これから塊を作っていく行為)

その行為で形成出来た資産を今度は必要に応じて一部を生活費、老後資金、資産運用などに回す。

私は②で月1.8万円のつみたてで老後の必要資産をすでに作ることが出来ました。
これがどれほどの安心をもたらしてくれたかお分かりだと思います。
使っている仕組みはiDeCoです。
相談に来られる方も皆さん取り入れています。

利回りがいい時は定期預金や年金保険でも十分でしたが、いまは併用したほうがいいですね。

老後の必要な額を出すのはキャッシュフロー表(私は未来予想図と呼んでいます)をつくれば分かります。

ざっくりとなら
お二人の老後生活に必要と思われる資金ー老後の準備済み資金ー退職金ー年金(公的・民間)=必要積立額となりまして、
何年でその必要積立額を作るかで月のつみたて額と必要利回が分かります。(お子さんの教育費などは考慮していません)
この辺りは信頼できるFPに相談してみたらわかります。

つみたては早く始めるほうが成果(老後の安心)も早く手にできやすいです。
先ずは専門家にご相談して見られたらいかがでしょうか?
きっと目の前が開けてくるはずです。

ani5さんのご多幸をお祈りしております。

細川 豪

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 その他資産運用
60代後半    男性

全国

2021/05/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

老後を65歳以降とした場合には、夫からの年金が主となり、妻も65歳であれば国民年金が同時に支給されます。加入期間と保険料を納めた期間が同一であれば、月間で概ね25万円程度は受給できる見込みです。但し、高齢者家庭の月額の生活費は28万円と言われており、ゆとりある生活であれば月額で40万円が必要となるでしょう。そのように考えた場合には、月額で5万円程度は不足になると予測され、90歳までの寿命とした場合でも、1,500万円は老後資金が必要となります。

老後資金への対応として問題となるのが、資産運用におけるリスクを極力低くする必要があり、当然にリターンも低くなるため、長期に積み立てを行わなければなりません。つまり、長期、積立、分散が基本となりますので、短期で利益が生まれるような投資商品には手を出せないという事になります。

ご年齢から考えた場合には、iDeCoや積立NISAが適切だと思わますが、理由としては税制優遇による効果が、利益の20%に優遇されており、且つ、iDeCoでは積立金が所得控除の対象となっていることから、投資そのものからのリターンではなく、国の制度によって利益を確保出来ることにあります。

更に、積立を継続するかわりに、65歳以降も就労する事で、年金受給を繰り下げることで、将来の年金受給額を増やすことが可能となります。毎月の繰り下げ効果は0.7%であり、70歳まで繰り下げれば42%増の年金受給額を、一生得ることが可能となります。上記で記載した年金額を、25万円から10.5万円多い35.5万円とすることが可能となり、概ねゆとりある生活が出来るレベルとすることが出来ます。

いずれにせよ、貯蓄は生活の安心材料となりますから、不要な支出(特に保険)をすべて見直すことで、将来の安心を得ることが可能となるでしょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

住宅ローン

45歳で住宅ローンを組み、79歳ですべての住宅ローンを返済できるプランにしています。もちろん私自身が死亡すれば住宅ローンは全て返済可能なので家族には迷惑をかける事はありません。しかしながら、60歳以降の収入によっては住宅ローンを支払いながら生活を支えることが非常に難しくなると考えています。家内とは結婚が早かったこともあり50歳以降は老後の生活資金を貯めていこうと話をしていたのですが、住宅ローンが厳しくなってくるとそのプランもなかなかうまくいかないと思います。まだまだこれからですが、60歳になってからの退職金を一旦住宅ローンに完済してしまい、そこから老後の資金を考えることが正しい判断なのかどうかを考えたいと思います。また今の住宅ローンが繰り上げ返済の形が、毎月の金額を減らすのではなく期間を減らすパターンになっているので心配でもあります。

男性50代前半 tammnoさん 50代前半/男性 解決済み
菊原 浩司 1名が回答

老後資金の上手い作り方

50代、会社員(年収400)、世帯年収500万、家族構成 妻、子供2人(大学生、高校生)。そろそろ老後資金を考えないといけない年代に差し掛かって来たので、今さらですが、資産運用について考えています。持ち家(マンション)で、雇用は正社員、定年まで勤めるつもりですのでこれまでは漠然と、厚生年金ももらえるし、年金を貰いながら、といざとなれば家を売れば何とかなるだろうと考えておりましたが。コロナ禍や、日本の衰退を見ていると、どうもそういう訳にもいかないようです。なので、この機会に教えて頂きたいのは、50代から老後資金を見据えて、資産を作ろうとした場合、どのような資産運用(商品)を買えば良いのでしょうか。という事です。特にiDeCoや積立NISAなども考えておりますが、こちらの方は、この年から始めてもあまり効果がないように聞いています。そのあたりについて、詳しく教えて頂けますようお願いいたします。

男性50代後半 PIYO@PIYOさん 50代後半/男性 解決済み
水上 克朗 1名が回答

親の資産運用について

30代公務員です。現在両親は60代前半で、母はパート、父は再任用で現在も働いています。資産は約5000万円あり、持ち家ですが、ローンも完済済みです。その資産のほとんどは、銀行員に勧められた投資信託や貯蓄型の生命保険、銀行の普通預金に眠っている状態です。最近、自身は株式投資(米国メインのインデックス投資と米国ETF主体)を行っており、資産運用をしているところですが、両親にも勧めるべきか迷っております。個人的には勧めるべきかと考えています。しかし、いつ働けなくなるかわからない年齢の両親に巨額の株式投資に資金をつぎ込むのはリスクが高いので、貯金、債権、株式などの金額をバランス良く割り振る必要があると考えています。そこで、どのぐらいの比率でバランスを取っていけばいいかなどの参考意見が聞ければ幸いです。

男性30代後半 ffジーサーさん 30代後半/男性 解決済み
志塚 洋介 1名が回答

お金を効率よく増やすには?

30代の専業主婦です。近頃は家計のやりくりをしながら少しずつではありますが貯金できるようになってきました。もう少し貯金が増えたら、銀行に預けていても銀行の金利ではほぼ増えませんし、定期預金も知れています。そのため投資の勉強をしたいと思っていますが、情報があふれすぎて何から手をつければ良いのかわかりません。ギャンブルのような逐一ずっと変動を観察しておかなければいけないような投資ではなく、長期的に少しずつでも増えればいいなと思っているのですが、どのような投資方法を勉強すればよいでしょうか?

女性30代後半 まゆみさん 30代後半/女性 解決済み
前佛 朋子 舘野 光広 2名が回答

FPの資産運用についての考え方を知りたいです

この低金利の時代に預金するだけはあり得ない選択肢と考えます。そのため、ファイナンシャルプランナーより保険や年金や金融商品など金融機関や証券会社とはしがらみのない様々な商品についてリスクリターンを比較・検討しながらご提案していただきたい需要はあるかと思います。このあたりについて、現役のFPさんたちがどう思うのか知りたいです。

男性40代前半 bellstartさん 40代前半/男性 解決済み
志塚 洋介 1名が回答