今後、何に投資すべきか知りたい

男性30代 takahashi_brianさん 30代/男性 解決済み

自営業をやっているので、今後の収入がどうなっていくのかわからないでいます。そこで、働かないでも増えるお金、不労所得として株式投資に現在注目しています。新型コロナの影響で、一時、株価はだいぶ下がったのですが、現在、戻ってきている又は新型コロナ前よりも大きい株価になっています。なので、もしかすると、今から株式投資をするのは遅いのかなと思っている面もあります。そこで、ご相談したい事なのですが、今後、どのような分野の株の投資をしていけばいいのか教えていただければ幸いです。また、もし、今後の投資する方向が株式ではないというのでしたら、どの方面(不動産や金など。)にどのような投資を行えばよいのか教えていただきたく思います。

2 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代前半    男性

全国

2021/05/11

普通の生活者が着実に資産を増やしていくためには、これからも株式を保有することが欠かせないと考えます。

なぜなら、企業価値の高まりとともに、株価の上昇が期待できるからです。

身の回りにあるさまざまなモノやサービスは、企業によって生み出されています。

歴史をさかのぼれば、人々の少しでもより良い生活をしたいという欲望が原動力となって今まで経済が成長してきましたし、おそらくこれからもそうなっていくでしょう。

であれば、株価は短期的には大きく上下動しますが、長期的にはその企業の価値に収れんし、価格は上昇していくはずです。

「どのような分野(業種のこと?)の」というよりも、どの分野であれこれからも人々の生活に欠かせないと考える企業の株式が、何かの外部要因で暴落したときに買っておいて、長期で保有し続けることが基本です。

ただし、個別の株式にある程度の分散を考慮して投資するには、それなりにまとまった金額が必要です。

そこで、一般的には株式を主な投資対象とする「投資信託(ファンド)」を活用し、毎月少額でもよいので一定額をコツコツと積み立てる方式で投資していかれることをお勧めいたします。

コツコツと積み立てて一定額ずつ購入していくと、価格が高いときは少なく、価格が下がればたくさん購入できますので、平均購入単価を下げる効果が期待できます。

無理をしないでゆったりとしたリズムで投資を継続することが、リスクを小さくすることにつながります。

本業を通じて社会課題を解決し、より良い世の中づくりに欠かせない企業を丹念にリサーチして選定している、長期での投資に資する本格的なファンドを選ぶ手間さえ惜しまなければ、何も心配することはありません。

時間を味方につけて、複利の威力で資産が加速的に増えていくでしょう。

なお、「働かないでも増えるお金」との表現がみられますが、あくまでも一所懸命働いて収入を増やす努力をするからこそ、投資に回せる資金をつくることができるということを、お忘れなく。

繰り返しますが、価値が増えるものに投資することが大原則です。

その最たる例は「人」であり、人の集合体である「企業」こそ、価値の増大が期待できる投資対象です。

その点で、不動産や金にとどまらず、為替であれ暗号資産であれ、単に需要と供給の関係で価格が決まるに過ぎず、それら自体の価値が増えていくわけではありません。

誤解を恐れずに申し上げればギャンブルのようなものですから、手を出されないことが賢明です。

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/05/12

不労所得を得るということはともかく、株式に投資することは今後重要になると思われます。

新型コロナワクチン普及が世界中で急速に広まり、経済の回復が期待されています。その分、金利上昇圧力が強まりインフレ懸念が台頭し始めています。そこに、コロナ禍出の量的金融緩和でばら撒いた資金の影響で近い将来、インフレでお金や預貯金の価値が下がると思われます。インフレヘッジとして株式を保有することは意義のあることです。

株価は短期的にはランダムウォークしますが、長期的には企業業績に比例する動きとなります。つまり、長期的に企業業績が右肩上がりになる企業の株に投資することが重要です。しかし、そのような企業を探し出すことは困難に近いと言えます。例えば、Amazon.comは1997年に米ナスダック市場に上場しましたが、当時は見向きもされなかったようです。しかし、現在では世界のインフラと言えるような大企業です。また、コロナの影響で既存の常識が通用しなくなっていることもあり、今後成長し続ける企業を探すことをより難しくしています。

不労所得を得ることが目的であれば、短期売買を考えられているのではないかと思います。短期売買で必要なことは銘柄を選ぶことではなく「運」です。投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏も「近視眼的な投資では理性を失い、結果として時間とお金を失う」と言っています。
では、どのような銘柄がいいか。株式市場全体に投資すれば銘柄を選ぶ必要はありません。このために生まれたのがインデックス型投資信託(ファンド)です。

「とにかく株式市場を全部買え、一旦株を買ったら株式市場というカジノから離れて、そのまま放っておきなさい。市場全体が入っているポートフォリオを永遠に持てば良い。インデックスファンドの役目はまさにそれだ」、インデックッスファンドの生みの親である米バンガード社の創業者ジョン・ボーグル氏の言葉です。

株式以外で投資対象として有効と考えられるのは、自己投資です。自己投資で自身の価値を高め、事業が安定しオーナーとしての地位を築けば人を働かせることで収入を得ることができます。そのための力をつけることは株式以上に有効な投資になると思います。

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