学生が始められる資産運用は?

男性30代 Jio72さん 30代/男性 解決済み

現在バイトで接客業をしているのですが、楽しいことやためになることがたくさんあるとはいえ、辛いことがそれ以上にあり時給も地方在住なので980円と低く、だけど仕方ないと諦めたくはないので、少しでも収入を増やそうと学生でもお金の知識や社会の流れが学べる株や投資を始めたいと思っています。しかし、Youtubeや雑誌、株価や大手企業のニュースを見ても専門用語が多く、何をすればいいのかわからずなかなか初めの一歩が踏み出せないでいます。私の知識レベルとして、まず株とFXの違いが分かりません。NISAやiDeCoは結局どうすれば得するのか、株は何を買えばいいのか、証券口座はいくつも作らなければいけないのか、少額でコツコツと資産を増やす方法は何がいいのか知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/05/12

若い時期から投資を学ぶことは有効な手段です。
投資で成功するために重要なことは「総合力」です。総合力とは、様々なことをひとつにまとめ上げる力です。社会ではこの力が重要になりますが、学校では教えてくれません。投資はこの力を養うのに格好な教材になります。農林中金バリューインベストメントCIOの奥野一成氏は著書の中で「投資は知の総合格闘技」と書いています。
資産運用を調べると確かに専門用語が多く、難しく感じますよね。

質問にある事柄についてそれぞれ簡単に回答していきます。

株は企業がお金を集めるために発行する「応援チケット」のイメージです。企業は応援チケットの代金を使って人を雇ったり新規事業を行ったりします。このチケットが人気になればチケットの値段が上がります。株では株価が上昇することになります。
FXは為替証拠金取引の略で株ではなく為替が対象の取引になります。為替はお金の交換比率なので株とは全く違うものです。

残りについてはまとめて回答します。
少額でコツコツと資産を増やす方法でお勧めは「長期・積立・分散投資」です。10年以上の長期間にわたってコツコツとお金を積立てる方法で、投資対象は投資信託がベターです。投資信託は株式等を複数の商品を一つに入れて販売しているパッケージ商品、福袋のようなイメージです。専門家が袋に入れる株の銘柄を選んでくれているため、何を買えばよいかを考える必要はありません。株や投資信託は証券会社で扱っているため、証券会社に口座を作る必要はありますが1口座で十分です。

NISAやiDeCoは投資でかかる税金を優遇するための制度です。特にiDeCoは老後ための資産を作ることに特化した制度で、上にあげた「長期・積立・分散投資」のための制度です。
iDeCoで成功する方法は「早く始めて長く続けること」です。投資の成績=価格×量で、決して価格だけではありません。ここが積立投資のミソになります。積立の基本となるドルコスト平均法

毎月1万円分のレモンを買うとします。1個100円の時にレモンを1万円分買うと100個買うことができます。1か月後、レモン1個の値段が50円に値下がったら1万円で200個買うことができます。レモンの数量は合計300個です。その1か月後、レモンの値段は下落を続け、1個20円まで値下がりました。この時は500個のレモンを買うことができます。レモンは全部で800個あります。4か月後、レモンの価格が50円まで戻りました。この時は200個買うことができます。4か月でレモンをトータルで1,000個仕入れ、使ったお金は4万円です。この時点で持っているレモンすべてを売ったとすると5万円(50円×1,000個)になります。レモンの値段は最初の100円に戻っていませんが、1万円の利益となります。

このレモンを株や投資信託に置き換えてください。長く続けること、価格が下落することで量を貯めることができるので利益が生まれやすくなります。そして、短期的には価格の値動きが激しく長期的には右肩上がりの試算に投資することが重要になります。企業は業績を上げるために存在します。業績が上げられなくなった先には倒産しかありません。業績が上がれば株価(応援チケットの値段)も上がります。株式に投資することは資本主義に投資することとイコールです。

投資にはお金を増やすこと以上に、社会を学ぶ場でもあります。
頑張ってください!

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