積み立てNISAに興味はあるものの

男性20代 Ryusei0218さん 20代/男性 解決済み

20代無職であるが、以前は年収400万であり、今後復職予定である。
今後の人生設計において、投資を始めようとしている。
年金で2000万以上貯金が必要と言われる中、資産運用が必要とメディア(Youtube等)が発信しているが、実際はどうなのか。
またコロナ禍で、日本経済の状況がよくない中、どのように立ち回るべきなのか。
周囲の会話でよく聞く、積立Nisaに興味があり、それを始めたい。
始めるに辺り、
1、積立Nisa以外に将来の資産を増やすための投資方法があると思うが、他のものとの違いとはなんなのか。
2、投資で失敗して破産した話をテレビ・ネットで目にするが、リスクにはどういったものがあるのか。
3、始める際に口座の準備は必要なのか。
4、公務員などが始める場合、副業とならないのか。
以上の点が気になりました。

2 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/05/12

 質問にありました4つの点について回答いたします。

1:つみたてNISAとそれ以外の口座の違い
 証券会社(または金融機関)で取引を行う場合、まず、証券取引口座を開設します。口座には特定口座と一般口座があり、特定口座は所得税の確定申告において、手続きを簡略するために開設するもので、上場株式、公募投資信託などに商品が限定されています。一般口座は、未上場株式を含めたすべての商品が対象です。つみたてNISAを含めたNISA口座は、上場株式、公募株式投資信託に限定された口座で、その収益に対して所得税等が一定期間非課税になっています。

2:リスクはどういったものか
 投資には値動きがあるので、元本を欠損するリスクがあります。リスクの種類については、商品によってさまざまなのでここでは割愛します。運用の失敗で破産するケースは、多くは先物取引などレバレッジ(投資額以上の取引を行うこと)を利かした取引で、大きな損失を被った場合です。レバジッジを利かせなければ、投資額以上の損失は発生しません。

3:始める際に口座の準備が必要か
 つみたてNISAの所でも回答しましたが、まずは証券会社などで口座開設の申込みを行います。その場合、本人確認書類、マイナンバーなどの提示が必要です。なお、NISA口座の場合、税務署の審査が入るため約2週間ほどかかります。

4:投資は副業に当たるか
 投資はあくまで財産形成の一環なので、副業には該当しません。ただし、職務内容(例えば金融取引関係)によっては取引対象の商品が制限されることがあります。

 参考にして頂ければと思います。

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/05/13

2000万円問題を端に老後の資産形成を目的として資産運用を行うケースが増えていますが、近い将来訪れると思われるインフレに対するヘッジとして資産運用の重要性も増してきています。
では、それぞれについて回答させていただきます。

1、つみたてNISAとそれ以外との違い
 つみたてNISAは資産運用より資産形成(長期・積立・分散運用)に特化した運用制度になります。
今までの日本市場では資産運用と言えば短期・一括・集中といった証券会社など企業が収益を上げやすい投資方法がメインでした。それゆえ、株式を中心に投資対象はなんでもありでしたが、つみたてNISAは金融庁が運用哲学やコストを鑑みて決定した投資信託・ETF(上場投資信託)に限定されています。また、あくまで資産形成が目的であるため収益や配当に対しては非課税となっています。

2、リスク
 リスクには様々なモノがあります。本来は「期待収益に対するブレ幅」のことを言いますが、元本割れリスクというように危険という意味合いで捉える人が多いようですが、儲け過ぎもリスクの産物と言えます。各々の商品によってリスクは異なるので一つ一つ上げることは省略しますが、為替リスク・倒産リスクという言葉は聞いたことがあると思います。要は、大きく動く原因と考えられる事はすべてリスクとなります。

3、口座の準備は必要か
 必要です。つみたてNISAは証券会社の他、銀行などの金融機関でも可能ですが口座の開設が必要です。口座開設には本人確認できる書面やマイナンバーは必須となります。また、投資経験や保有資産額や投資目的等を書面で回答します。NISA口座は税務署の確認が必要なため解説までに時間(2週間程度)がかかります。

4、公務員が始める場合、副業となるか
 なりません。「業」とは、対価を得る目的で反復的・継続的に行う行為です。投資は収益を上げるための行為で対価を得るための行為ではないからです。

簡単な回答になってしまいましたが、参考になればと思います。
頑張ってください。

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