住民税なので減免・延納について教えてほしい

男性40代 kurakusuさん 40代/男性 解決済み

現在持病があり外で仕事ができないため、ことしの夏から内職を始めました。毎月の稼ぎは1万円程度が最高です。今年の12月までの見込み収入は10万円に届かないくらいになりそうです。
この場合に税金はどの程度かかってくるのか、減免制度について知りたいです。
持病のため、継続的に仕事をすることができません。しかし、住民税などは収入のあった翌年に請求が来るのは知っていますが、来年も今年と同じように働ける状態かはわからず収入があるとは限りません。
そのため、来年度もし住民税の請求した時に、支払えない状況になった場合は、減免や延納の制度があればそれらも利用を考えています。
住民税を含めた税金がどのくらいになるのか、請求時に仕事ができなくて支払えない場合に減免制度や延納などの制度があれば教えていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代前半    男性

全国

2021/03/09

闘病中とのこと。お見舞い申し上げます。
税金に関するご質問ですが、一定以上の収入を得て、納税の対象となる所得が算出された場合には、国税である所得税と地方税の住民税を納税する義務を負います。言い換えると「一定以上の収入に満たない場合には、納税は不要」になる決まりです。

税金には様々な決まりがあります。所得税の場合、ご質問に記載の年間10万円程度(最高でも月額1万円程度)の収入ということであれば、基礎控除48万円/年(※1)(令和元年以前の場合は38万円/年)の範囲内ですので所得税は不要です。
この基礎控除は、内職で得た収入、勤め先から受け取る給料、商売で得た対価、大家さんが店子から受け取る家賃、その他の収入であってもすべての人が受けられます。
病気の快復次第では、基礎控除48万円/年の範囲を超えて収入を得ることができた場合には、国税庁タックスアンサーというWEBページ(※2)に「ケースごとの説明」と「各種所得控除・税額控除(一定の要件に該当する場合に税金が軽減される仕組み)」について記載があります。
国税庁のタックスアンサーは、専門用語のオンパレードですので「読んでもよくわからない」というケースが想定されますので、その場合には、税務署へ出向いて「教えてもらう」と良いと思います。
そもそも「何を聞いてよいのかわからない」という場合も多いと思いますので、物怖じせずにその旨を税務職員に伝えて疑問を解消しましょう。
確定申告の時期(2月~3月末)は、税務職員の繁忙期ですので極力避け、それ以外の時期であれば親切丁寧に説明してくれるはずです。

住民税についてもご質問に記されている収入状況であれば、所得税同様に基礎控除43万円/年(令和2年までの場合は33万円/年)の範囲に収まりますので。納税は不要です。
所得税同様、一定の要件を満たすことで受けられる住民税の負担軽減策もありますので、お住いの市区町村役場でご確認ください。

※1 国税庁:タックスアンサー 基礎控除
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1199.htm
※2 国税庁:タックスアンサー 所得税
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/shotoku.htm

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