友達に勧められた積立投資がいまいち理解できていない

男性20代 ふくさん 20代/男性 解決済み

私は仲の良い友人に最近株式投資を勧められました、友人は株式投資について熱く語りなんだかうさんくさい感じもしていたのですが、つみたてNISAという制度から始めるといいよという風に言われ、証券口座を開設し、つみたてNISAを開始しました。インターネットでつみたてNISAについて調べてみましたが、良く分からない用語がたくさんあって、イメージがつかめません、なんだかよく分からず始めてしまったので、つみたてNISAなどの仕組みがまだまだよく分かっておらず、ちゃんとお金は管理されているか、将来本当にリターンがあるかなど、不安で、このままずっと積み立てていいのか分かりません。なので投資信託の仕組みなどをわかりやすく解説していただきたいです。

2 名の専門家が回答しています

中村 真里子 ナカムラ マリコ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
60代前半    女性

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

2021/05/20

こんにちは。
ご質問ありがとうございます。

まずは「投資信託」についてご説明します。
「投資信託」は複数の投資家から資金を集め、
その集めた資金をまとめ、
運用の専門家(ファンドマネージャー)が
株式や債券に投資、運用し、得た収益を
各投資家に還元するという仕組みの金融商品です。
元本は保証されていません。

「投資信託」は元本は保証されていませんが、
「運用会社」は運用を行うだけで、
実際の売買や管理を行うのは「信託銀行」と
なっています。

「信託銀行」は「投資信託」の資産を自社の資産とは
区別して保管していますので、
例え「運用会社」や「信託銀行」が破綻したとしましても
「投資信託」の資産は守られることになります。

「投資信託」で得た利益は通常であれば
20.315%の税金がかかりますが、
「つみたてNISA」の口座で得た利益は
20年間非課税になるというメリットがあります。

相談者様は現在「つみたてNISA」で積立を行って
おられるとのことですね。
「投資信託」は毎月積み立てていかれることで、
その「投資信託」の価格が安いときは多くの口数か
買えることになります。

反対に価格が高いときは少ない口数しか買えませんが、
相場というのはアップダウンを繰り返していくものですので、
あまり普段の上がり下がりは気にしなくてもよいと
思います。

長く続けていれば多少価格が安くなっても
「量」を多く買えているはずですので
利益が出やすくなります。

「投資信託」の積立にはこのようなメリットがあります。
「つみたてNISA」であれば20年間利益が非課税です。
不安であれば金額を少なめにして
積み立てていかれるのはいかがでしょうか。

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/05/20

つみたてNISAは老後を含めた「長期の積立によって資産を形成」するための制度の一つです。この制度のミソは「長期・積立」になります。長期とは10年以上に期間を指し、積立は毎月一定額で一定の商品を購入することを指します。特に、積立は重要で様々なリスクを軽減する効果を発揮する可能性があります。
毎月1万円分でレモンを買い貯めるとします(レモンは腐るというツッコミは勘弁してください)。レモン1個が100円の時は100個買うことができます。1か月後、レモン1個50円に値下がったら1万円で200個買うことができます。レモンの数量は合計300個です。その1か月後、レモンの値段は下落を続け、1個20円まで値下がりました。この時は500個のレモンを買うことができます。レモンは全部で800個あります。4か月後、レモンの価格が50円まで戻りました。この時は200個買うことができます。4か月でレモンをトータルで1,000個仕入れ、使ったお金は4万円です。この時点で持っているレモンすべてを売ったとすると5万円(50円×1,000個)になります。レモンの値段は最初の100円に戻っていませんが、1万円の利益となります。積立投資のイメージは上記の通りです。つまり、積立投資では価格がすべてではありません(積立投資の成績=価格×量になります)。この方法を10年以上の長期間行うことで元本割れリスクを軽減する可能性が高くなります。
積立投資で一番収益の上がる方法は運用期間の前半3~4割が下げ相場、その後は徐々に上げ相場になる値動きです。
そして、最大の利点は運用期間中(最大20年間)の収益や配当に20.315%の税金が非課税になることです。

積立投資の対象商品は投資信託のみとなります。
投資信託は、多くに人達から資金を集め、一つの大きな資金として専門家(運用のプロ)が様々な資産で運用し、そこで得られた利益をお金を出した人達にその割合に応じて分配する仕組みです。運用資産は日本国内・海外の株式や債券・不動産や金など様々なモノがあります。これらに商品は価格(価値)が変動するため、元本が保証されていません。そのため、運用次第では大きく損失が出ることもあります。
投資信託はプロが売買や銘柄選定を行いますが、実際の売買や資金の管理は信託銀行が行います。信託銀行は会社の自己資金とお客様から預かった資金は分けて保管しています。そのため、運用するプロの会社(運用会社)や信託銀行が倒産しても減ることはありません(分離保管といいます)。
上記のように、投資信託にベストな商品は短期的に値動きが大きく長期的に右肩上がりとなる資産となります。まさに株式がその対象となります。
過去30年間の世界株式インデックス投資信託の利回りは年率6.6%となっています。米国株のみではもう少し高い利回りとなっています。

将来もこの通りになるかはわかりませんが、投資信託は長期運用をベースに作られた商品です。ここに、積立投資の効果を加えることで大きな実績となる可能性があります。そして、成功のコツは「早く始めて、途中で止めずに長く続けること」です。早く始めたのですから、あとは止めずに続けることです。健闘を祈ります!

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