テレワークで増えた費用は控除できませんか?

男性50代 tera0001さん 50代/男性 解決済み

コロナで、テレワークになりました。在宅で仕事ができるように、机、椅子を購入しました。また、WIFI費用や、光熱費(夏は冷房、冬は暖房)も結構な金額が発生しています。他にもプリンタも個人用のものを使用しています。さずがに携帯は、会社貸与ですが・・。これらの費用は、必要経費として控除することはできないのでしょうか?サラリーマンでも必要経費は控除可能と聞いたことがあります。また、控除可能ということであれば、個人用と仕事用をどのように分けることができるのでしょうか?電気代など、一括で引き落としされてしまうので、控除分の算出が難しいと思います。さらに、事務所費のような形で、賃貸料(アパート代)を控除することも可能でしょうか?

1 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/05/25

ご相談頂き有難うございます。

テレワークでの出費についてお答えします。
自宅での仕事で二つのケースが考えられますが、勤務先の要請でテレワークをする場合と副業を自宅でする場合があります。
あなたの場合は、勤務先の事情でテレワークを自宅でする訳ですから、第一に負担すべきは勤務先となります。
通信費、消耗品費は会社負担が当然ですが、光熱費などは線引きがしにくい部分です。企業によっては一定額での支出で接点を見つけているところもあるようです。

副業を個人事業でする場合は、これらの経費は必要経費として計上可能ですが、その際も家計との分担は納得させられるデータが必要と思われます。

給与所得者の特定支出控除という制度がありますが、通勤費、職務上の旅費、転居費、研修費、資格取得費、帰宅旅費、図書費、衣服費、交際費等などですが、要件が定められており、認められるのは難しいのではないでしょうか。

勤務先には言いにくいと思われますが、収入減と支出増になっているのでしたら、前向きな提案として適当な場でお話しされるのはいかがでしょうか。

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