ハンドメイドアクセサリーを販売した際の納税方法を知りたいです

女性40代 cosmos18さん 40代/女性 解決済み

主人とは3年前に死別しました。小学生1人、中学生2人の3人の子持ちで、今は主人と暮らしていた義家族と2世帯同居しています。生活費、子供の学費はレストランを経営している義両親が出してくれています。私はハンドメイドが好きで、今はSNSを通じてささやかに販売をしています。1か月1~2万円ほどですから、税金の申告対象ではないと思い、申告していません。ですが、もう少し売り上げを多くしたく思い、ネット通販サイトや手作りマルシェのようなものにも参加しようと思っています。その場合、事前に税務署に何かしらの登録が必要なのでしょうか。月の収入がどのくらいになれば、収入を申告したほうが良いのでしょうか。また、税務署にどのような書類を持っていけばよいのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を一通り確認させていただき、回答者が個人的に感じた部分も含めて、それぞれの質問に回答をしていきます。

はじめに、質問者様の現状の収入を考慮しますと、税法上、所得税および住民税が課されることはなく、確定申告をしなかったとしても何ら問題が生じないと言えます。

ただし、「もう少し売り上げを多くしたく思い、ネット通販サイトや手作りマルシェのようなものにも参加しようと思っています」とあり、これが具体的にどのくらいの金額を想定しているのか、今後ずっと継続してこのような形式で収入を得るのか、についてお聞きしてみたいと率直に感じました。

この理由は、具体的な金額をお聞きすることによって、これまで通り確定申告をしなかったとしても問題が生じないのか、何か対策をすることで問題が生じないことになるのか判断が難しいためです。

たとえば、本格的に売上を多くするように努めていきたいと考えている場合、税務署に対して「開業届」や「青色申告承認申請書」を提出して、個人事業主として働く方法もあるでしょう。

質問より、「レストランを経営している義両親」とあることから、おそらく、個人事業主として事業所得を毎年、確定申告していることが推測され、義両親に一度、相談して聞いてみるのもよろしいかと思います。

また、「義家族と2世帯同居していること」、「レストランを経営している義両親」といったことから、世帯全員が国民健康保険に加入しているのではないかと推測されます。

この時、国民健康保険(税)の納税義務者は世帯主となっており、おそらく、義理の父親であると思われますが、質問者様が本格的に収入を得ることによって所得が生じた場合、世帯主に課される国民健康保険(税)も増加することが十分予測されます。

現状、「生活費、子供の学費はレストランを経営している義両親が出してくれています」とあることから、今後、質問者様の収入(所得)が増加した場合、この辺の兼ね合いにつきましても、あらかじめ相互間でルールを決めておくのが望ましいのではないかと感じています。

おわりに

質問者様は、ご主人と死別したことによって、現在、遺族年金を受け取っていることが推測されます。

これが、遺族厚生年金と遺族基礎年金なのか、遺族基礎年金だけなのかは質問からわかりませんが、現在、義両親のサポートが得られているのは大きな強みであることは確かです。

その一方で、年齢なども考慮しますと、このサポートはいつまでも続くわけではなく、何かしらの大きなライフイベントが発生した時に、世帯のお金の流れが大きく変わることも確かと言えます。

そのため、先々を考慮したマネープランをしっかりと考えながら、今後の働き方や収入を得る方法も合理的に考えておきたいものです。

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