人生100年時代、女性一人で生き抜くための資産形成術を教えてください

女性30代 さくさくさん 30代/女性 解決済み

近年、金融庁が試算した国民の老後に必要な資金が2000万円との発表があり、世間を大いに騒がせましたが、少子化の一途を辿る中で、今後の国民の生活にはより“自助”が求められる時代になってきていると痛感しています。

私は現在30代未婚の女性で、今後も結婚する予定は特にありません。一人で生きていくのは気楽だとのんびりしている一方で、大きな不安はやはり老後の資産です。自身の数十年後を想像すると、もしも病気になってしまったらという心配や、終身雇用制度が崩壊しつつあるとされている中で、変わらずに現在の企業で働き続けることができるのかという不安が大きいです。
とはいえ、転職をして大きな収入アップを見込むことも年齢的に難しくなってきました。一人きりで今後を生きていくと考えた際に、果たして2000万円以上も貯めることができるのかと考えて眠れなくなる夜もあります。

このまま普通に貯金を続けても人生100年時代を乗り越えられるとは思えません。今のうちからiDeCoやNISAを始めるべきかもしれないと悩んでいるものの、現在の収入は決して生活に余裕があるものではありません。数十年後を見据えて、なるべくリスクの少ない形でどのように資産形成をしていけば良いのか、プロの目から見た状態で、現状から老後に備えた無理のない資産形成のアドバイスをしていただけると大変有り難いです。

1 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 老後のお金全般
70代後半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/06/01

ご相談頂き有難うございます。

老後資金と今後のキャリアについてお答えします。
老後資金の2000万円は、2017年時点の夫婦2人の平均的な生活費と年金収入(夫厚生年金・妻国民年金)の差額を30年間計算したものです。

あなたがリタイアして年金生活に入る頃は、夫婦の場合は2人共厚生年金受給、単身の場合も厚生年金を受給することとなり、状況は少し変わります。しかし、年金の給付水準が下げられますから、余裕のある老後が望ましいので今から貯めておくのは良いことです。
金額はこの先のあなたの考えに添うなら、1000万円以上ですが、受給できる年金を想定しながら不足分を貯めることにすれば良いのではないでしょうか。

積み立て方として、iDeCoまたはつみたてNISAのどちらかは始めた方が良いでしょう。iDeCoは年金ですから途中解約や引き下げはできませんが、税金で有利です。つみたてNISAは解約や途中の引き下げの融通は利きますのでどちらかを選択すれば良いでしょう。

これからのキャリアプランは、ずっと今の仕事が続けられれば安泰ですが、やはり何が起きるかわかりませんので、少し自分に投資をしておくのはいかがでしょうか。
関心があるテーマで資格をとるなどで、今の職場の中でキャリアアップを目指すか、あるいは他の仕事や独立なども少し視野に入れて検討をするのも良いかもしれません。

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