ご質問ありがとうございます。お母様が要介護3で寝たきりとのこと。私の母も要介護3で歩くことができなくなり、遠距離介護をしていた経験がありますので、大変さはわかります。
今、すべての介護を相談者様がされているのですか?介護保険サービスは利用されていないのでしょうか?介護保険サービスでは在宅介護サービスもさまざまあります。訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護などといった昼間も夜間も介護士や訪問ヘルパーのサービスを受けられます。
また、在宅だけでなく、デイサービスなど通所介護もありますし、ショートステイなどもあります。病気や都合で介護ができないときも何かしらのサービスはあります。限度額までは1割負担で済みますので、担当のケアマネージャーに相談してみてください。現状に適したサービスを考えてくれます。私たちは介護保険料を納めているのですから、その分介護サービスは使いこなしたほうがいいと思います。
相談者様は安定した生活を送りたいとのこと。それには、介護保険サービスで介護の負担を軽くする必要があります。そして空いた時間を仕事に回せば、収入を増やすことができます。節約して生活費を削ることもできますが、収入を少しでも増やしたほうが、貯金はしやすくなります。
また大事なことですが、介護サービス費用は原則としてお母様の年金を利用しましょう。
2 名の専門家が回答しています
ご質問ありがとうございます。
埼玉県のFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
日本人の平均寿命は、女性であれば約87歳と言われています、但し、健康寿命(日常生活に制限のない期間の平均)は女性で約75歳です。健康寿命に影響を与えるのが怪我による歩行障害ですので、在宅介護期間が平均よりも伸びることが想定されます。
お母上の介護認知が3であれば、介護保険から給付される1ヶ月あたりの上限額は約27万円であり、御相談者様の所得額から想定しますと、自己負担額は1割であると思われます。また、地域密着型の介護サービスも充実していますので、ケアマネジャーさんと相談なされて、介護の負担が増えないことと、お仕事に影響がないようになされてください。
更に、介護保険サービスの自己負担費用を軽減させる制度もあり、高額介護サービス費を利用されれば、自己負担額が1割負担ではなく、所得に合わせた上限額を設定することも可能です。また、高額医療・高額介護合算制度では、お住まいの自治体へ申請することで、限度額を超えた場合には支給を受けることが出来ます。いずれにしましても、世帯所得によって判断が分かれますから、その点でもケアマネジャーさんとじっくり御相談なされてはいかがでしょうか。
最後に、要介護3程度であれば、特別養護老人ホーム(特養)への入居も可能ですから、月額の費用として5万円からの負担で終身過ごすことが出来ますから、お母上が年金を受給されているのであれば、その年金を使われて、在宅からサポート付きの居住施設に移られて、十分なケアーを受けることも出来きますのでご安心願います。
使える制度や支援は申請によって可能となりますが、御自身の老後資金も準備なされなければなりませんから、全てを自己完結されずに、今の環境で出来るだけの対応を継続され、将来を見据えた資金も長期に準備なされて下さい。
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