老後の保険はどのようなものがいいの?

男性50代 paironleeさん 50代/男性 解決済み

子供が独立し始めてきて、生命保険のことが気になってきました。
今までは、死亡時の特約を厚めにしていたのですが、今後、その必要性も低くなってきています。

これから再雇用で働くことも考えているのですが、配偶者との2人だけの生活になってくることで、月々の負担を抑えつつ、医療費や入院費を賄えるような保険メニューを検討したいと思っています。
しかし、最近の保険の仕組みがとても複雑なことや、色々な保険会社のメニューを比較することが難しく、困っています。
あと数年もしたら、保険の組み換えも迫ってきますし、実際に現在のメニューの中で、自分にマッチしたものに、どんなものがあるのか、分かりやすく教えていただきたいです。

複雑すぎて困ってしまいます。

1 名の専門家が回答しています

小山 英斗 コヤマ ヒデト
分野 生命保険・終身保険
50代後半    男性

東京都 神奈川県

2021/03/09

お子様が3人いらっしゃり、万が一の場合でもご家族が困らないようにと保険もしっかりかけてこられたのですね。そんなお子様も独立されるようになりご家族構成が変わるのであれば、ご相談者が感じられているように保険の見直し時期かと思います。
生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」によれば、年代別の年間の平均保険料を見ると、世帯主が20歳代の家庭で23万3000円だったものが、50~54歳の家庭で48万3000円とピークとなり、その後は減っていく傾向がみられます。50代に向かっての保険料が高くなるのは、家族構成やライフスタイルの変化から加入する生命保険が増えることや、一般的に加入時の年齢が上がれば保険料も上がること、更新型なら同じ保障内容でも更新の都度保険料が高くなることなどが要因になっていることが考えられます。55歳以降で減っていく傾向にあることも家族構成の変化によるものが大きい要因のひとつと思われます。
死亡を保障する保険(終身保険や定期保険など)は残されるご家族のための保険。死亡以外の保障をする保険(医療保険やがん保険、介護保険など)は自分のための保険とも言えます。ご相談者様はお子様が独立されるにあたり、今後は自分のための保険について検討されていきたいご様子。そのお考えで保険の見直しをすることは間違いではないと思います。また再雇用で働くことも考えられているとのことですが、先々収入が減っていくことが見込まれる中では固定支出となる保険料を抑えたいお気持ちもわかります。
ご相談者様の家計や資産状況がご質問内容からではわかりませんので、はっきりと申し上げることはできませんが、ご相談者様も50代になられた今、それなりの貯蓄はされてきてはいませんでしょうか?もし、十分な貯蓄があるのであれば、保険は不要という選択肢もあるかと思います。貯蓄そのものが保険となるからです。
また、医療保険などの自分のための保険であれば、すでに公的な医療保険・介護保険に加入していて毎月保険料を払っているかと思います。そのため、例えば医療費も原則3割負担で済んだり高額療養費制度により月単位の実際の自己負担は標準的な世帯では約9万円程度で済んだりします。後期高齢者(75歳以上)になり収入も少なければさらに負担が抑えられています。民間保険は、公的保険や貯蓄からでは補えない場合のためのものです。
民間保険は一般的に年齢が高ければ高いほど保険料も高くなります。ご相談者様も例えば病気に対する備えをしっかりしたいのであれば、医療保険やがん保険などが候補になるかもしれませんが、高齢での保険の新規加入は保険料も高くなることが考えられます。先々の保障を保険で備えるあまり、保険料が毎月の家計を圧迫して今の生活が苦しくなるようでは本末転倒です。
再雇用で働き続けることを考えられているとのことですので、これからは保険ではなく、家計の収支を見直すことでさらに貯蓄を増やしていき、貯蓄を保険とするのはいかがでしょうか。

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