2021/03/09

養老保険はお得なのでしょうか?

男性40代 ogura-naoyaさん 40代/男性 解決済み

掛け捨てと投資や貯蓄を組み合わせた養老保険のようなものがありますが、実際にどちらの方がお得なのでしょうか?
インターネットで調べていても、各々を推奨した記事を見かけたりします。
保険代理店の方等はどちらかというと養老保険を推してくる印象です。
それぞれメリット、デメリットはあるのだろうと思うのですが、一般的にと言いますか、平均的に考えた場合にどちらが得なのかという答えが見つからないので教えて欲しいです。
また、掛け捨てでも終身と一定の年齢を決めるのとでどちらが良いのかも知りたいです。
保険代理店の方は、どうしても自分たちが売りたいところを良く伝えてくるイメージがありますので、本音の部分が見えないです。
客観的にプロの方がどういう見解をお持ちなのかを教えて頂けたらありがたいなと思おいます。

1 名の専門家が回答しています

小山 英斗 コヤマ ヒデト
分野 保険全般
50代後半    男性

東京都 神奈川県

2021/03/09

保険もその目的に応じて終身保険や定期保険、医療保険などたくさんありますよね。養老保険もその一つですが、こちらの保険は保障よりも貯蓄目的にそのおもきがあるかと思います。
掛け捨ての保険と養老保険のどちらがお得かは、その目的が異なるため単純に比較はできないかと思います。養老保険のような貯蓄性のある保険のメリットのひとつは満期時や解約時にある程度のお金が戻ってくることかと思いますが、払込んだ保険料より多く戻ってくるとは限りません。
例えば、ある保険会社の養老保険の契約例を見てみると以下の通りとなっています。
・被保険者:35歳
・死亡・高度障害保険金額:1000万円
・保険期間:60歳満期
・保険料払込期間:60歳まで
・個別扱月払保険料:男性 3万6450円
養老保険の満期保険金額は通常死亡保険金額と同額ですから、上記の契約例で35歳に加入して60歳の満期時にもらえる満期保険金額は1000万円ということになります。ここで、満期までに払込む保険料総額を計算してみると以下の通りになります。
月3万6450円×12ヶ月×25年 = 1093万5000円
払込んだ保険料総額1093万5000円よりも満期保険金額1000万円の方が93万5000円低いことになります。このことは、言い換えれば、25年間、掛け捨ての定期保険に93万5000円支払って加入していたとも言えます。月に換算すると約3117円です。
1000万円の死亡保障の定期保険で保険期間25年、加入時の年齢が35歳男性の場合、2000円台で加入できる保険もありますので、この比較ケースにおいては、死亡保障を目的とするなら掛け捨ての定期保険の方がよいかと思います。
また基本的には貯蓄と保障は分けて考えた方がよろしいかと思います。理由は2つ。
・貯蓄型の保険は中途解約時の解約返戻金が少なく払込保険料を下回る場合が多い。
・低金利の今、一般的に運用コストの高い保険では貯蓄部分が増えにくい。
万が一の保障は掛け捨ての保険で備え、貯蓄は定期預金などの預金や余裕資金があれば投資信託などへの投資を積み立てで検討されるとよいかと思います。
また「掛け捨てでも終身と一定の年齢のどちらが良いか」とのことですが、こちらはしっかりとライフプランを立てたうえであれば、必要な保障額を必要な期間(つまり一定の年齢)で保険を組まれるとよいかと思います。逆に言えば、保険を考えるにあたってはライフプランを考えることが重要となります。ぜひ、ライフプランを検討されてみてください。

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