2021/06/18

相続・介護についての心構え

女性40代 momoさん 40代/女性 解決済み

相続・介護について、全く知識がなく将来が想像できないので不安です。不安の要因は、全く無知で未知だからです。私自身の両親も介護経験がないため、その様子を見たり身近で体験したことがありません。なので、相続の手続き、介護の現状が全く想像つきません。知っていることは、「もめる」ということのみです。何でもめているのか、どうすればもめないのかも当時は子どもだったので分かりません。事前に準備できることがあればしたいと思っています。私自身の母親も、自分の親や義理の父母の介護をしていません。したことといえば、介護放棄と夫婦喧嘩です。そのため、相続や介護に全く良い印象がありません。故に、一層不安です。いまだに、母親はその件で文句をいう始末で話題にすることはタブーです。ただ、私には姉がおり、姉が両親と同居のため親の健康状態など日常は把握できているため、体調や生活に変化があれば気がつくことは可能なので安心です。また、姉は私よりも利口で知識のある頼りになる人のため、私自身の両親の介護・相続については全く心配はしていません。姉と相談しながら乗り越えられると想像できるからです。不安なのは夫の母についてです。80歳すぎてひとり暮らしです。父親は他界しました。夫には、兄がいるのですが音信不通です。義母に何かあればもちろん私たちで出来る限りのことはしたいと考えていますが、最終的な手続きについて(相続)などについて音信不通の兄への対処など、どうすれば良いのか不安です。義母は持ち家マンションです。他界した義父には前妻もいました。前妻の息子が夫の兄になります。お墓も、義父・前妻ともに同じ墓に入っています。その引き継ぎなども今後どうすれば良いのか不安です。夫は義母や相続について楽観的で無頓着です。私だけでも、事前に準備できることなどあればしておきたいです。法的なこと金銭的なことが知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

小島 孝治 コジマ コウジ
分野 相続・介護
50代前半    男性

全国

2021/06/24

ご家族のことを真面目に考えられる姿勢はとても素晴らしいですね。またお母様を反面教師に自身は同じ道は辿りたくない、という強い意志も感じます。

ぜひ正しい知識を身につけ、ご家族のことを想いサポートされることで、良い方向に行くのではと思います。
ただこの手の問題は、目先の対策より中長期のプランニングが重要になるため、専門家の力も早いタイミングで借りられると良いと思います。私ももちろん可能ですが身近なところに親身になってもらえる(コンサルティングメインの)FPなどがいらっしゃると良いですね。
今回は「対策」なので、弁護士や税理士など実務ベースの専門家よりは、FPや行政書士など、相続全般についての基礎知識を持っている方(かつ経験豊富で得意ジャンルとうたう方)が適役です。問題が顕在化してきて具体的になってきた時には紛争解決には弁護士、税務関係なら税理士などへ相談を広げると良いのですが、弁護士・税理士次第で大きく変わるため選定も専門家のアドバイスが重要です。

心配の種は義母のことかと思いますが、momoさんは法定相続人ではありませんので基本的には一歩引いた形であまり積極的には動かれない方が良いように思えます。もちろん各親族関係によりますので一概に言えませんが、余り良く思われない、またそれがきっかけで争族になるケースは良く見ます。ただ実際介護という可能性を考えると無視もできませんから、その心構えなどは知識で準備できるところは実際ありますので安心してください。

介護については事前の話し合い(意向の確認)が最重要です。「人生会議」とか「ACP:アドバンスケアプランニング」など様々言葉がありますが、本人がどうしたいか、また具体的に何ができるのか、を元気なうちに考えておくことで将来の負担を大幅に軽減できます。特に自身に介護が必要になった場合、誰に頼みたいか(頼みたくないか)、施設の希望、またその費用の捻出方法等、現時点でも考えられることは多くあります。特にお金の話は最後に回されがちですが非常に重要で、それによって家族が疲弊する原因にもなります。
また、独居とのことで心配もあるかと思いますが、生活し辛い状況があるようでしたら介護認定調査を依頼し、要支援など認定が付けば介護保険でヘルパーが毎週来てくれます。本人はもちろん家族にとっても安心かと思います。

そして「お墓」の問題は大きな部分を占めますので、事前に話し合うのがベストです。実際自身がどのお墓に入りたいか、は自身でも考えていない場合もあり、遺族にとってはもっとどうしたら良いか分からないですよね。仏教の宗派など明確な希望がある場合もありますし、代々お世話になっている菩提寺がある場合や、不仲で絶対一緒は嫌という意志がある場合もあります。余談ですがお墓を新規に建てる場合の費用は、生前に払い終わっているもの以外は相続財産から控除されませんので、意志が固まっている場合は先に買っておくのも節税かつ安心にもつながります。
関連して葬儀についても、特定の宗派ではなく、神式(神社での葬儀)を選択される方もいますし、葬儀自体をしたくない方もいます。

このように様々あるのですが、姻族(夫の親族)のことですので、最重要なのはmomoさんではなく当事者の夫様自身が主体的に動くしかありません。夫を通じて義母の意思確認などをし、諸々決まってくれば一緒に話を進めていく、という流れが無理がありません。夫様が無頓着な場合でも、直接話をせず夫様に継続的に相談する、という方法が結果的に良い方向に進む方が多いと思います。もし直接話をして当事者間では合意していても、何か問題が起きた時に「勝手にやった」とはしごを外され大変な思いをされている方もいらっしゃいますので、進め方はくれぐれもご注意ください。

基本的に一般的な対応方法となりますが、個別については状況を詳しくヒアリングした上でないと細かなことや具体的なことは言い辛く(一見有効な施策も逆効果になる場合が多々あります)、この回答も一つの参考意見としてとらえて頂ければ幸いです。

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