色々な仕事をしている場合の税金対策がわかりません

女性50代 miinmiin811さん 50代/女性 解決済み

〈私〉
47歳、業務委託契約(パート扱い)と派遣の単発の仕事、年収約140万円
〈主人〉
48歳、会社員、年収約500万円

業務委託契約で行っている収入が主たるもので年間90万円程度。複数の派遣会社の単発での仕事での収入が年間50万円程度です。派遣会社から「主たる仕事でない場合は税率が高い方になりますが宜しいですか」と毎年聞かれます。主たる仕事でない仕事をたくさん行うと、税率が高くなってもったいないということなのでしょうか。主たる仕事で140万円働く方が断然良いということでしょうか。

また、年間120万円から150万円程度の収入があり、年によってバラツキがあります。毎年送られてくる道市民税(北海道なので)の額も大きく変動します。年金や保険も主人の会社の扶養になる年もあったり、前年度の年収によっては自分で国民年金や国民保険に加入したりしています。

税金のことを考えると、どのような働き方がベストなのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

質問内容を全体的に拝見し、質問者様の場合、税金だけではなく社会保険も考慮した働き方を考えて行動するのが望ましいと言えます。

はじめに、ご主人が会社員ということで、配偶者である質問者様は、一定の要件を満たすことで、税法上の扶養だけでなく、社会保険の扶養となることも可能です。

簡単に回答をしますと、年収130万円以下であれば、健康保険の被扶養者に該当し、厚生年金保険におかれましては、国民年金の第3号被保険者に該当します。

これらに該当することによって、質問者様は、ご自身で国民年金や国民健康保険を納める必要が無くなるため、世帯の収入(キャッシュフロー)は増加する期待が高まります。
(ご主人の給与が減ったり、ご主人が奥様の分を納めなければならないといったこともありません)

また、年収130万円以下で収入を抑えることによって、税法上、配偶者特別控除(38万円)が適用でき、今回の場合、配偶者控除(38万円)と同額の控除が適用されます。

このような理由から、毎年の年収が130万円以下になるような働き方がベストな選択肢といえます。

なお、質問者様が社会保険に加入することができ、かつ、現在の収入よりも多く収入を得ることができるとするならば、そちらの選択肢の方が望ましい場合もあるものの、今後も現状と変わらないのであれば、毎年の年収が130万円以下になるような働き方が望ましいと言い切れるでしょう。

ちなみに、「主たる仕事でない仕事をたくさん行うと、税率が高くなってもったいないということなのでしょうか。主たる仕事で140万円働く方が断然良いということでしょうか」とありますが、年収140万円といった働き方はとてもおすすめできるものではありません。

こちらは、すでに回答をしましたように無駄にお金を多く支払わなければならない懸念が生じるためです。

また、税金の源泉徴収事務において、質問者様のように複数から給与の支払を受けている場合、主たる仕事は「甲欄」、従たる仕事は「乙欄」と区分されている金額に則って税金が源泉徴収されることになっています。

つまり、税率が高くなってもったいないのではなく、そのようなルールになっているものとご理解いただく必要があるわけです。

ただし、質問者様が確定申告を行い、各種所得控除を適用することができた場合、源泉徴収された税金は、結果として還付されることにつながる場合もあるため、一時的に多くの税金を前払いしたに過ぎないと考えることもできます。

質問者様の状況などが詳しくわからないため、ここまでの回答となりますが、いずれにしましても、無駄なお金を支払わずに済む節税方法などが他にもありそうな気がします。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

株式投資の譲渡益と確定申告について

現在、株式投資をしています。特定口座を開設しているので基本的に確定申告は不要なのですが、昨年度、コロナショックもあり、配当所得・譲渡所得が合計しても100万円以下です。給与所得の方もコロナの関係で非常に少なくて、上記の譲渡益・配当所得を合計しても100万円以下に納まりそうです。これが給与所得ですと確定申告の時、確か103万円以下だと予め引かれた税金は還付されると思うのですが、株の方は103万円など関係なく少しでもプラスが出たら(特定口座だと)約20%の税金は引かれたまま処理されるのでしょうか。それならば特定口座ではなくて一緒に合算して確定申告をした方が良いと思ったのですがそれは可能なのでしょうか?またその時に、特定口座の方に何か報告した方が宜しいのでしょうか。よろしくお願いします。

男性30代後半 toniyaeboさん 30代後半/男性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

税金を多く払う=多く貰える?

20代会社員の夫は年収400万程です。給与から天引きされる税金についての質問です。健康保険料や厚生年金の金額は標準報酬月額によって決まると思いますが、夫の仕事は標準報酬月額が見直される4〜6月が繁忙期のため他の月より約8万ぐらい収入が増えてしまいます。そのため多い月の給与の平均で決まってしまい、標準報酬月額が高く設定されてしまいます。2等級以上の変化はありますが残業代が増えるだけなので随時改訂の対象にもならず、繁忙期が落ち着き収入が通常に戻った時に手取りがかなり少なくなります。家計も苦しいしなんだか損してる気分になってしまうのですが、払う金額が多い分、多く貰えるとか何かメリットがあるのでしょうか?

女性30代前半 ありおまさん 30代前半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

確定申告で何をしたら良いのか解りません

今まで、確定申告をやってこなかったので、今の仕事をはじめてから自分でしなければ行けないことすら解らなかったので、もう何年も確定申告をしていません。いざ確定申告をしようと思っても何から始めたら良いのかが全く解らなくて困っています。建築現場に個人で入っているので、収入を証明するものもなく、必要な書類なども全く解らなくて困っています。このままだと、色々と大変なのでどうにかしたいとは思ってもどこに相談して良いのかも解らないので、何年もほったらかしになっている状況です。そもそも確定申告は、どこに行ったら出きるのかと言う初歩的なものからわからないので、簡単なところから教えてほしいです。早くはじめたいので、教えてほしいです

男性40代後半 tatrhさん 40代後半/男性 解決済み
荒井 美亜 1名が回答

何も考えずに税金を支払っていますが

フリーランスで、自宅で仕事をしている独身の30代女性です。税金は、払ってくださいの連絡が来てから引き落とせるようにして払っています。正直、年間でいくらの税金を払っているのかもしっかりとは把握していないのが現状です。これだけ税金がかかるので、払ってくださいと言われたら、何の疑いもなく、払っていますが、年間にすると、それなりの金額を払っているような気がします。言われるがままで、疑うこともせずでした。在宅ワークでフリーランスの仕事をしている人で、抑えられる税金の金額などがあれば教えてほしいです。税金や保険に関しては、プロではないので、これだけと言われたら、「ああそうなんだ」と思ってしまう人も多いと思います。これから先、同じ金額を払うのか、もしかしたら節税できることがあるのか、どこから手をつけていいかも分かりません。宜しくお願い致します。

女性40代前半 tokujiro0707さん 40代前半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

副業での収入について

当方は29歳の会社員で年収は400万円程度です。現在は持ち家一軒家で専業主婦の妻と1歳の子どもと生活しています。貯蓄は少なからずできていますが、来年に子どもが産まれる予定でして、副業として簡単な在宅ワークをしています。私が勤務している会社は副業については公には認めていませんので、ばれないようにしたいと考えています。そこで、副業での収入がどのようにばれるのかということと副業での収入が少しでもあった場合はどのように税金の手続きが必要なのかわからないです。また、手続きが必要な場合はどのように実施したらよいのかなども分からないため、詳しい方法やどの程度の金額の収入が副業であると税金がかかるのかご教授いただけると幸いです。

男性30代前半 naiyangdoujさん 30代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答