2021/06/18

会社の退職金の差について

女性20代 sensyu_senseiさん 20代/女性 解決済み

退職金についての質問です。
私が働いている会社では、定年で60歳になった時にもらえる退職金に差があります。
そもそも60歳になったときに、誕生日でその年の9月時点で換算される人と、翌年の3月に換算される人がいます。
ちなみに現在はそういった事情で9月に換算される人の方が損をしている状態です。
就職した時期は同じなのに、こういった金額に差があるのはおかしいと思います。
他の人もこれはおかしいと言う人がいます。

このように、退職時期が人によって違い、それによって退職金に差があるのはよくあることなのでしょうか?
また、法律的にもこの件はありえることなのでしょうか?
どうしても気になるし納得がいかないので教えていただければ幸いです。

2 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 退職金
70代後半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/06/20

ご相談頂き有難うございます。

定年退職日の期日や退職金の計算の期間については、会社ごとに就業規則で決めるものです。規定の満年齢(60歳や65歳)の誕生日を定年退職日にする場合や誕生日を含む月の月末にする、あるいは誕生日を含む6か月間の9月末か3月末にするなどがあります。

最も公平性が高いのは誕生日を定年退職日にする方法です。
しかしこの方法は人事の後任を決める際や年度末(一般的に9月末、3月末)までの仕事の区切りの面では支障が多いのが課題です。

あなたの会社の場合の、誕生日に連動して9月と3月になっているのかそうでないのか、実情がよくわからないと的確な回答にはならないかもしれません。また、定年退職日と退職金の計算期間も就業規則や退職金支給規定で決められますので、本当に不公平なのかはわかりません。

誕生日が月初の1日か月末かによって、制度の給付に大きな差が出ることもあります。どの会社でも可能な限り公平性を維持できるように制度は運用しているはずですが、明らかに多くの方が不公平と認識しているようなことは、適当な機会に課題提起をするのもひとつの方法でしょう。労働組合があればそちら経由ですし、無い場合は前向きな意見として提案するのも良いかもしれません。

ただし、あなたの誤解かもしれませんので、就業規則などをよく読んでからにした方が良いでしょう。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 退職金
60代後半    男性

全国

2021/06/20

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

退職金に関する規定は、明確な法的根拠が必要になる訳でもなく、各社の規準に基づいて構成されています。御相談者様の御勤務先がなぜ3月と6月換算される時を分けているかは、社内規定を確認してみなければ明らかではありませんが、おそらく、4月から9月が誕生日の人と、10月から3月までが誕生日の方では、60歳になって時の6ヶ月後が退職日であれば、その調整を図っているのではないでしょうか。つまり、同じ入社日でも、就業規則によって、退職日が異なっていませんか。

その点から考えれば、退職金の換算時期がずれることは当然のことであり、法律の根拠を必要としていない限り、全く問題とはなりません。このような規定は企業によって対応がさまざまですから、一概に答えは出せませんが、企業の歴史によっては、合併などの理由からそれぞれの均衡を図る目的で、規定を修正しながら対応しているのが一般的です。

疑問が解決されない場合には、お勤め先の人事部に確認されることで、答えが明確になると思われます。

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