積立nisaの銘柄選び

その他30代 りののさん 30代/その他 解決済み

最近積立nisaを開始しましたが、銘柄選びに不安があり相談したいです。積立nisaを始める際には、自分なりに情報を調べながら丁寧に銘柄を選定したつもりではいるのですが、リスクを分散させたいと6銘柄ほどに分散投資をしてしまいました。後から調べると、最初からバランス型を購入したり、オールカントリーならこれ1つで充分という名柄があったり、人気の米国株に集中投資している方もいて、nisaに関してだけ見れば私のように複数銘柄に分散させている方は多くないように感じました。私も少ない金額(月33,333円)ならば過度に分散せずに銘柄を絞っていたほうがいいのでしょうか?長期投資が基本とわかってはいるものの、早いうちに銘柄を選び直し修正したほうがいいのかアドバイスいただければと思います。

3 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/06/25

 元々、投資信託は、信託財産のスケールメリットを生かして複数の銘柄に分散投資しているので、投資信託そのものを複数持つことは意味がないように思えます。

 しかし、分散投資の本来の目的は、リスクの軽減です。なので、分散投資をしている投資信託とはいえ、その投資対象や投資理念、分配金の期日などはおのおの異なっています。そういう意味では、投資信託そのものをひとつの銘柄として捉えて考えると、6銘柄に分けることは、理にかなっていると言えます。ただし、同じような投資対象(例えば、全て日本の日経平均連動型とか)にしていたら、それは分散投資の意味が薄れてしまいます。なので、例えば6銘柄とも株式中心でも、国内新興、国内大型、高配当、米国指数連動、欧州指数連動、東南アジア…のような地域分散するという考え方でも分散効果はあると考えます。

 また、小口の積立なので、銘柄を絞った方が有利ではとのことですが、積立を継続することで、それぞれ大きな資産になっていきますので、懸念する必要はないと思います。

 ただし、もしリバランス(配分調整)を検討しているのであれば、積立額を銘柄別に調整することをしていただければと思います。

園田 武史 ソノダ タケシ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
40代後半    男性

大阪府

2021/06/27

ご質問いただきありがとうございます。現在の6つの分散から方針を変えた方が良いのかということですね。

現状、気になっておられるのが、バランス型やオールカントリー、米国株式への集中とのこと。

まずバランス型のメリットとしては、それで自動的に分散ができて、リバランスもしてもらえることです。その反面デメリットとして、購入した投資信託のバランスに任せてしまうことになりますので、柔軟性を欠きます。中には手数料が高いものもありますので、その点にも注意が必要です。

次にオールカントリーはたくさんの国に分散できることがメリットですが、商品の構成上、時価総額に合わせていますので、米国への比重が高くなってしまい分散効果が低くなることがデメリットです。

米国株集中は、過去から見るとパフォーマンスが良く、まぎれもなく世界の経済を牽引している投資先である安心感がメリットです。デメリットは投資先を集中させるが故のリスクの高さでしょう。

さて、質問者さんのように20代で時間を味方につけやすい環境にございますと、株式のみならず債券等にも分散させることはリスクコントロールにはなりますが、株式投資の時間メリットが大きく減ってしまうことになります。ですので、ご自身のリスク許容度を理解された上であれば、株式のみの投資でも良いと考えます。積立ですので、積立期間が短い間は許容度も高くなるのではないでしょうか。将来的に米国株がベストかどうかは誰にもわかりませんが、現状の世界情勢に大きな変化がなければ米国株は有力候補になるかと思います。

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/06/28

分散投資と聞くと「資産分散」と考えがちですが、長期で積立投資を行う場合には資産分散は考える必要がないとのデータもあります。過去200年の米国株式市場でのデータになりますが、株式と債券では17年以上の長期間の保有では株式と債券のリスクはほぼ同等、20年以上になると株式の方がリスクが小さくなるとあります(インフレ率を考慮した実質利回りで計算した場合)。このデータから考えると、長期運用では株式のみで良いと考えることができます。
1年や2年といった短期で見ると、株式は債券より高いリスクとなるので資産分散やバランス型投資信託の活用は必要と思いますが、長期では資産分散ではなく、時間分散や地域分散の方が有効になりそうです(地域分散ではオールカントリーが有効です)。

今後、老後の資産形成では積立終了後も重要になると考えられます。高齢化(長生きリスク)に伴い、資産寿命を延ばすことも資産形成と同じくらいに重要になるからです。この場合、運用を継続しながら資産の一部を引き出す取崩運用が主流になると考えられます。そうなると、リバランスなどメンテナンスが簡単、もしくはメンテナンスフリーがベターな運用と思います。年齢が高くなるにつれて、行動力や思考力が減退するからです。ベストは1銘柄での運用となるでしょう。

上記のことから、個人的には世界株式型投資信託のみで充分と考えます。但し、将来に暴落や急落があって資産価値が大きく目減りしても止めない。そして、取崩運用まで視野に入れるといった条件付きの場合です。
銘柄修正に関しては、最終的には設定したゴールが達成できるか否かが一番考慮すべき点です。6銘柄に分散することでもゴール達成が可能であれば、そのままでも構いません。現状の6銘柄で難しいのであれば修正は必要と思います。メンテナンスについては個人で労を惜しむか否かの問題です。

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