積み立てニーサの切り替え

女性50代 ももっちさん 50代/女性 解決済み

現在普通のニーサをしています。
ただ期間が短いし今時期のように上がりすぎてる状況ですとなかなか思うように株自身も買えずニーサを全部今年度中に使い切らないうちに終わってしまい損をしたような気がしています。
そこで積み立てニーサを考えているのですが普通のニーサから積み立てニーサに切り替えることは出来るのでしょうか?
また、無事積立ニーサにできた場合もいざ期間を終了した後どのように動けばいいのでしょうか?
例えば儲かっていて売った時は非課税ですか?
他に損な状態ならどのようにしていればいいのか、ここら辺が一番どうしていいのかわからないところかもしれません。
詳しいことを教えていただければと思います。

2 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/06/26

NISAからつみたてNISAへの切り替えは可能です。口座のある金融機関で手続きをすれば簡単にできますが、切り替えまでに1~2か月の時間がかかります。当然、その間は積立もできませんので注意が必要です。

つみたてNISAは運用期間中(購入した年から数えて20年間)に得た収益(分配金や譲渡益)に対しては非課税になります。非課税期間の20年間が終了したあとは、NISA以外の課税口座(一般口座や特定口座)に払い出されます。また、つみたてNISAはNISAと異なり翌年以降の枠に移すロールオーバーはできません。

20年後の時点でマイナスとなってる場合、そのまま積立を続ける、もしくは運用だけを続けることをお勧めします。つみたてNISA終了後は非課税となりませんが、損で決済するよりは良いと思います。加えて、今後は資産寿命を延ばすことも重要になってくると思いますので運用を続けながら取崩運用も視野に入れる必要も出てくると考えるからです。
しかし、過去のデータから見ると、20年の長期で積立投資を行うと元本割れとなる可能性はかなり低くなるとあります。

注意点は、途中で止めずに長く続けること。
積立投資は途中で止めることでそれまであったすべてのメリットを吐き出すことになります。そのため、続けられる範囲で行うことが重要になります。

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代前半    男性

全国

2021/06/26

1)普通のニーサから積み立てニーサに切り替えることは出来るのでしょうか?

切り替えること(区分変更)自体はできますが、年ごとにいずれかの制度を選択することになります。

ですから、翌年まで区分変更はできないことに、ご注意ください。


2)無事積立ニーサにできた場合もいざ期間を終了した後どのように動けばいいのでしょうか?

非課税期間20年間が終わると、積み立てた投資信託等は、課税口座に非課税期間終了時の時価で払い出されることとなります。

そのまま運用を継続されてもよいですし、売却して現金化されても構いません。

お好きなようになさってください。


3)例えば儲かっていて売った時は非課税ですか?

つみたてNISAで保有していた間の値上がり分には、課税されません。

それこそが、この制度の特徴ですよ。

例えば40万円で購入したものが50万円に値上がりしていると、課税口座なら約2万円が課税されますが、つみたてNISAでは非課税です。


4)損な状態ならどのようにしていればいいのか、ここら辺が一番どうしていいのかわからないところかもしれません。

このような余計なことでわざわざ悩まなけれがならないところが、NISAやつみたてNISAの最大のデメリットなのです。

もちろん、資産形成において株式を主な投資対象とする投資信託の活用が有効であることは、間違いないでしょう。

ただし、株式に投資する以上は、必ず上下に値動きします。

このようなリスクを果敢に取るからこそ、長期的には大きなリターンが期待できるのです。

ところがつみたてNISAなどの非課税制度の場合は、期限があるために値動きを意識せざるを得なくなるのです。

このことは、本来ゆったりとしているはずの投資のリズムを乱す、不快なノイズでしかありません。

長い時間をかけて着実に資産を増やしていくためには、価格を気にしてバタバタと売ったり買ったりしてはいけないのです。

では、どうすればよいのか。

安心して任せることのできる投資信託を、1本選んでおけばよいのです。

そもそも投資とは、より良い世の中をつくるために行うものです。

私たちの身の回りのたくさんのモノやサービスは、過去の誰かの投資によって生み出されているのですから。

手放した大切なお金が世の中をぐるぐると回り、社会がより豊かになるからこそ、自分も豊かになっていけるのです。

そのためには、本業で社会課題を解決する、長期投資に資する本格的な投資信託を選ぶ手間を惜しまないでください。

これからも世の中に欠かせないと考えられる企業を、丹念にリサーチして選定する投資信託さえ腹の底から納得して選んでおけば、ご質問にあるような悩みは完全に消失することでしょう。

「使い切らないうちに終わってしまい損をしたような気」になるのも、損していたらどうしていいかわからなくなるのも、非課税メリットを得るためだけに売ることを意識するのも、残念ながら価格しか見ておられないからです。

状況に応じた詳しい対応方法自体は、証券会社等のサイトなどに細かく記載されています。

でも、それらはすべて、ノイズでしかないのです。

目先の価格(損得)に執着されている限り、満足できる資産形成は不可能であると断言します。

価格ではなく、投資先の「価値」を見ていきましょう。

私は、非課税制度にあえてこだわらずに、積み立て投資を始められることを強くお勧めいたします。

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