老後の資金作り

男性50代 KATSUさん 50代/男性 解決済み

老後の資産形成として、ミドルリスク・ミドルリターンのやり方を教えて欲しいです。
現在、毎月配当型の投資信託を2件、年1回配当型の投資信託を1件やっております。
投信信託を実施してすでに10年が経ちますが、まだほぼ元本の状態のままです。
このまま投資信託を続けておいて、あと10年でいくらぐらいになるのか、まったく創造がつきません。せめて、20年も継続しているので、1.5倍ぐらいにはなっていて欲しいです。
ただ、このまま投資信託を続けても1.5倍には到底ならないというのであれば、他の投資先を教えていただきたいです。
但し、株式やFXのように安値の時に買って、高値の時に売るという取引を重ねないといけないというような投資は、本業(仕事)があるので、避けたいです。
やはり、本業をしつつミドルリスク・ミドルリターンで資産を増額できる投資内容をご教示いただきたく、よろしくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代前半    男性

全国

2021/06/28

着実な資産形成を行うために、投資信託(ファンド)を活用すること自体は欠かせないと思います。

ただ、日本で誰でも購入できる約6,000本のファンドのうち、残念ながらその多くは選ぶべきではない、または好ましくない商品です。

その中でもご相談者さまが保有されている「毎月分配型投信」は、長期的な資産形成にはとりわけ不向きだといえます。

なぜなら、分配が行われるごとにファンドの資産が取り崩されてしまうので、複利の恩恵を得られないからです。

ファンドの利回りが年5%だとしましょう。

投資元本が100万円なら、1年後には105万円になります。

仮に年5万円が分配されるなら、その1年後も増えた分だけ分配されてしまい、結局いつまでたってもファンドの資産は増えていきません。

一方で分配がなければ、1年後には105万円(ここまでは同じですね)、2年後には105万円に対して5%増えるので110.25万円、3年後には115.7625万円・・・と資産は加速的に増えていくのです。

しかも、分配を受けるとその都度課税されるので、その点でもあまりにも非効率です。

買うべきファンドは、少なくとも以下の要件を満たすものにしてください。

・株式を主な投資対象とする
・購入手数料はゼロ(ノーロードといいます)
・定期定額購入(積み立て投資)が可能

私たちの身の回りのさまざまなモノやサービスは、企業によって生み出されています。

人類の歴史を振り返れば、人々の少しでもより良い暮らしをしたいという欲望が原動力となって経済が成長してきましたし、おそらくこれからもそうなっていくでしょう。

ですから、これからも世の中に欠かせない考えられる企業を丹念にリサーチして選定している、長期投資に資する本格的なファンドを1本選ぶことが、まずは大切です。

ファンドを選ぶ際には、何でも気軽に質問できるなど距離感が近い顔が見える投信会社、理念を確実に伝えるために直接販売(直販)にこだわっている投信会社などを検討されることをお勧めいたします。

腹の底から納得できるファンドを選ぶ手間を、どうか惜しまないでください。

そのようにして選んだファンドに、例えば毎月5万円ずつ、というように時間を分散して投資されてはいかがでしょうか。

平均購入単価を下げる効果が期待できますので、リターンの向上につながりやすくなります。

現在お持ちのファンドは、段階的に(面倒であれば一気に全額でもいいですが)解約して現金化しながら、納得して選ばれたファンドにその資金を少しずつ投じてください。

私自身も、同様の方法で2001年から現時点で約20年間実践しています。

その間には、ITバブルの崩壊やリーマンショックなど大小さまざまな暴落に見舞われましたが、投資元本は2倍以上(年平均利回りは6%以上)には増えていますよ。

ファンドも毎月の投資金額も、20年間一切変えていません。

もちろん本業に集中していますので、運用は20年間ほったらかしです。

決して私が上手なのではなく、誰でも再現可能性が高い手法なのです。

できる限り早く、スタートされることをお勧めいたします。

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