国民年金について

フリーランスで働いている未婚女性、40代です。都内の賃貸アパートで一人暮らしです。現在のコロナ禍で、収入が激減している上、将来の見通しも立たず、不安定な状況です。国民年金は20歳からずっと払い続けており、未納は一度もありません。月々の家計がきついので、国民年金の減免をしたいのですが、可能でしょうか。また、減免をした場合に、将来もらえる年金はやはり減ってしまうのでしょうか。もらえる年金が減る可能性を考えた時に、国民年金の減免がお得かどうか、教えていただけると幸いです。
フリーランスで働いている未婚女性、40代です。都内の賃貸アパートで一人暮らしです。現在のコロナ禍で、収入が激減している上、将来の見通しも立たず、不安定な状況です。国民年金は20歳からずっと払い続けており、未納は一度もありません。月々の家計がきついので、国民年金の減免をしたいのですが、可能でしょうか。また、減免をした場合に、将来もらえる年金はやはり減ってしまうのでしょうか。もらえる年金が減る可能性を考えた時に、国民年金の減免がお得かどうか、教えていただけると幸いです。
2 名の専門家が回答しています
ご質問の件について、質問者様は、フリーランスで新型コロナウィルスの影響によって収入が激減している状況を踏まえますと、国民年金の免除申請を行い、納める年金額を減らしてもらえる可能性は十分にあると思われます。
ただし、注意点としまして、国民年金の免除申請をしたからといって、必ずしも免除がされるわけではないことに加え、免除される種類として、全額免除、4分の3免除、半額免除、4分の1免除の4種類があり、どのくらい免除になるかは明確ではないことにあらかじめご留意ください。
参考:日本年金機構 国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20150428.html
なお、「減免をした場合に、将来もらえる年金はやはり減ってしまうのでしょうか」といったご質問について、年金法上、免除申請を受けた期間については、将来支給される年金額が減額になることは確かです。
ただ、この免除を受けた分の免除された相当額の国民年金保険料は、後から「追納」することによって納付することができ、これによって、将来支給される年金額が減額されることはありません。
現状を踏まえますと、質問者様は、手持ち現金の余裕が無いことが伺え、今は支出を少しでも減らすことを考慮して、国民年金の免除申請をされてみることは得策だと感じています。
月日が経過し、仕事が安定し、収入がこれまで通りまたはこれまで以上になった段階で、免除を受けた国民年金保険料を追納することで、今回の疑問は無事解決されることになるでしょう。
ご質問ありがとうございます。国民年金保険料の支払いがきびしくなったときは、役所に申請すれば「免除制度」を利用することができます。免除制度には、全額免除、4分の3免除、半額免除、4分の1免除があり、申請後審査によって免除の割合が決まります。
免除制度を利用した場合、将来老齢年金をもらうのに必要な期間には含まれますので、期間の問題はありません。ただ、免除を受けた期間だけは年金が減ります。全額免除は年金額の2分の1、4分の3免除は年金額の5/8、半額免除は年金額の6/8、4分の1免除は年金額の7/8となってしまいます。でもご安心ください。10年以内だったら免除を受けた分の保険料を追納すれば、年金額は通常の額に戻せますので、免除制度を利用されたら追納することをおすすめします。
国民年金保険料の支払いがきびしくて、家計に影響が出る状況になったときは、免除の手続きをされたほうがいいでしょう。いずれコロナの状況はおさまりますから、収入が元に戻れば追納すればよいのです。一番怖いのは未納です。未納は老齢年金がもらえなくなるからです。免除は収入減の状況を助けてくれる制度です。どうしてもきびしくなったときは利用してくださいね。
公的年金の財政は非常にひっ迫しています。年金額を抑えることは、少なくとも有意の減額をすることは、高齢者の反対も大きいので事実上不可能と政治家は判断するでしょう。そのため、パートタイムの労働者に対して保険者を増やそうと制度を拡大しました。次に対象と考えられるのは第3号被保険者をどう考えるかだと思っています。共働きや配偶者控除の見直しも含めて考えると、いつ第3号被保険者が廃止されるかが気になります。実現可能性や、いつなされるかの見通し、あるいは、現在までその廃止あるいはそれに準する議題の会議が専門家の中でどのようになされているのか、どのような方針になっているのかを分かりやすく教えていただければ幸いです。
現在、54歳です。現在働いている会社では、65歳が定年になっています。このため、すこしだけ収入の面で安心してるのですが、正直いいますと60歳定年をむかえた場合、お給与もさがる給与体系制度になっています。このため、年金の受給も伸びているため、実際に月の生活費がいくら程度あるのがのぞましいか、見当がつきません。今、コロナ禍で貯蓄もできないばかりか、貯金を切り崩して生活している状況です。また、年金の支給については、現在、報告されているような金額が間違いなく支給されるのかも不安です。具体的な支給額、それとできれば本当に最低限でかまいませんので、いくら貯蓄をしておけばよいのか、お教えくださればと思います。
30代子持ちの専業主婦です。妊娠を機に仕事を辞めてからしばらくは育児に専念したくて、働いていません。今まで、子供が生まれてから6年間、個人年金を月に1万5千円してきています。しかし、老後資金が一人2千万円は必要といわれるようになり、このまま一つの個人年金を続けていって果たして安心して老後を暮らせるのか不安になっています。今の生活は、習い事が増えたりと子育てにお金を使う場面が増えてきました。でも、今の生活を切り詰めたくはないので、無理のない程度に貯蓄はしています。一人時間が増えればパートをして老後資金をためていきたいと思っていますが、そのために今しておいた方が良い運用なり何なりを教えてほしいです。
現在アルバイトで生活していますが、毎月生活費を支払うと貯金や投資に回すお金がほとんど残っていない状態です。少額でも貯金より投資に回し方がいいのでしょうか。また将来は海外で働きながら生活したいと考えていますが、日本で積立ニーサやイデコをすると、将来自分が高齢者になった時にお金を引き出せなくなるのではないかと心配しています。何を優先して始めればいいのかわかりません。現在貯金が少ししかないのに投資や積立を早く始めた方がいいのでしょうか?
現在夫婦二人暮らし、年収は二人合わせて400万程度です。月々の収入が約30万、支出は29万ぎりぎり赤字にならない程度です。私は会社員で厚生年金に加入しています。妻は無収入状態で、私の扶養に入っています。昨年から将来の備えとしてそれぞれ証券口座を開設し、積み立てNISAで米国株のインデックス投資を行っています。二人合わせて月々6万6000円の積み立てです。今のところ運用益は年利12%と非常に好調です。それとは別に、月1万円の積み立て個人年金(明治安田生命)と月2万円の米ドル積み立て年金(ジブラルタ生命)をそれぞれ契約しています。積み立てだけで毎月8万8000円になります。正直この積み立ては過剰ではないかと思っています。住宅は35年ローンで購入し、返済中です。なんとか赤字にはならずに済んでいますが、子供ができた場合にはやはり不安です。現在貯金は200万程度しかありません。現在、保険会社の個人年金は不要ではないかと思っているのですが、どちらもあと10数年経過しなければ途中解約で元本割れしてしまいます。しかし、月3万円の積み立ては不要になります。もしその分もインデックス投資か債権のETFに回すことができれば、より効率の良い投資になる気がしています。また、生命保険の年金とは違い、好きなタイミングで現金化できるのも魅力です。例えば子供ができ就学したタイミングで現金化できれば良いなと思います。しかし妻は保険会社の積み立てを続けたい、将来の個人年金が多いに越したことはないといいます。アドバイスをいただければ幸いです。