老後の資産運用に不動産購入はどうかです。

不動産資産を利用した老後資金対策についてお悩み中とのことで 、お答えさせていただきます。2019年に発表された最新の財政検証によると今後の年金給付水準の予想は、ご懸念の通り低下していくと見込まれており、今後老後を迎える世代は年金だけに頼りきらず自助による資産形成を進めていく必要があります。そのための手段として、マイホームなどの不動産を活用するのは選択肢のひとつとして有効と考えます。
低金利の住宅ローンを利用し、ローン完了後のマイホームは賃貸としての利用のほか、不動産担保ローンとして用い他の投資用物件を購入し居住を続けながら収益を増やすことができます。
また、リバースモーゲージを利用した不動産資産の現金化といった手段をとることもできます。
基本的に抵当権が設定されていない不動産はさまざまな用途がありますので、老後資金対策のひとつとしては良い考えと思います。
ただ、購入するマイホームは資産価値を維持できる場所を選定する必要がありますので、物件や土地柄などを厳選することをおすすめします。