老後貯金が尽きたら生活保護の申請は可能か

女性50代 みかん大好きっ子さん 50代/女性 解決済み

私はてんかんと言う障害を持っています。通院が必要なために中々就職活動がうまく進みません。今は老後のための貯金を切り崩している状態です。もしも万が一私が長生きした場合確実に貯金はなくなっているでしょう。そうなれば頼る人もいない私にはもう生活保護しかありません。私には持ち家はなくて車も70歳過ぎたら免許を返納して手放そうと考えています。生活保護はとても審査が厳しいと言いますが、歳を取って申請するのも至難の業なのでしょうか。このままでは長生きするのがとても怖くて仕方ないです。生活保護をもらえなければ自殺することも考えなければと頭をよぎることもあります。生活保護はどのくらいの基準を満たせばもらえるものなのでしょうか。良く解らないのでアドバイスを頂けたらありがたいです。

1 名の専門家が回答しています

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 老後のお金全般
60代後半    男性

東京都

2021/07/05

生活保護を受けられる条件についてみていきましょう。

生活保護を受けるには「収入が最低生活費を満たしていないこと」が条件になります。
この最低生活費は、住んでいる地域、年齢、世帯人数などを元に、厚生労働大臣が細かく区分して基準を決めています。
たとえば、東京23区では、単身世帯の最低生活費は月額13万円程度(住んでいる地域で金額は違いますので要確認)です。

収入がこの最低生活費を下回っている場合、生活保護を受給できる可能性があります。
なお、ここでいう「収入」は、単なる給与等の実収入だけでなく、資産、能力その他を活用して得ることができる収入、扶養義務者からの援助等も含みますので注意が必要です。

また、生活保護の申請が通ったとしても、何らかの「収入」がある場合、最低生活費に相当する金額を全部受け取れるわけではありません。アルバイト、パートなどをしている場合、それらの収入が差し引かれて支給されます。また、年金をもらっている場合も、同じように差し引かれます。

それでは、具体的に、生活保護を受けられる主な4条件(①~④)についてみていきましょう。

まずは、①「援助してくれる身内や親族がいないこと」②「全く資産が無いこと」です。
なお、「援助してくれる身内や親族がいないこと」を確認するために、申請後、役所から三親等以内の親族に連絡が届きます。

さらに、上の2つ(①と②)を満たしたうえで、
前述しました③「収入が最低生活費を満たしていないこと」をクリアし、④「病気やけがその他の事情でやむなく働けない」人は生活保護を受けることができます。

なお、生活保護を受けるためには、自分が住んでいる地域の福祉事務所(基本的には区役所と同じ建物内)で申請を行わなければなりません。住んでいる地域に福祉事務所がないときは、町村役場でも申請を受け付けてもらえます。

もし不安でしたら、福祉事務所に、申請前に、事前相談に行くことをおすすめします。窓口や受付で「生活保護の申請がしたい」と伝えれば、担当者につないでもらえます。

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