高校から大学卒業までの教育資金について

男性40代 tackyさん 40代/男性 解決済み

40代の会社員です。
現在,離婚をして単身で生活しておりますが,中学3年生の子供がいます。
相談したい内容は,高校から大学卒業までの教育資金についてです。
離婚後は養育費として月5万円を振り込んでいる状況で,これまでは月5万円の養育費で賄えていたと元妻からは聞いています。
しかし,一般的に高校から大学卒業までの資金はかなりの金額が必要になると思います。
昨今,学生の貧困が取りだたされており,子供にお金で苦労さたくない気持ちが強くあります。
婚姻していれば夫婦で密に相談したらいいのだと思いますが,離婚しているため,あまりお金のことの相談は密にはできない関係です。本音はお金の話はしたくないという感じです。
そこでお金に詳しいFPへの相談ですが,子育て資金として
①公立高校で3年間(受験費用と入学金含む)の平均必要額
②一般私立大学で4年間と都内で下宿させた場合の平均必要額合計
③大学資金を溜められなかった場合に,教育ローンと奨学金,どちらで借りる方が得なのか。
ある程度の金額が分かれば,別れた妻とも負担割合を相談しやすいと思いますので,以上の3点について教えて頂ければ幸いです。

1 名の専門家が回答しています

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
60代後半    男性

東京都

2021/07/12

①についてみてみましょう。

公立高校で3年間かかるお金は
・学校関係費用(授業料、修学旅行費、給食費、生徒会費、教科書費、クラブ活動費、制服代など)・・・1年間28万円×3年=84万円。
・学校外費用(参考書、問題集、家庭教師代や学習塾代、芸術やスポーツの習い事の月謝、交通費など)・・・1年間18万円×3年=54万円。
ですので、合計、84万円+54万円=138万円かかることになります。
*文部科学省「子供の学習費調査(2018年)」のデータ。高校では、授業料の無償化(所得制限年収910万円未満)があります。

②についてみてみましょう。

・私立大学での全国平均では、学費(139万円)と生活費(アパート等110万円)合計で249万円ですが、東京圏では合計で約260万円となっています。4年間では、1040万円(=260万×4年)です。
*日本学生支援機構「学生生活調査報告(平成30年度)」のデータ。

③についてみてみましょう。

最も多く利用されているJASSOの奨学金(日本学生支援機構)についてみてみましょう。

JASSOの奨学金は「貸与型」と「給付型」があり、さらに貸与型は「第1種と第2種」があります。
大きな違いは、第1種は利息がないこと、借りた金額をそのまま返せばOKです。こちらは世帯年収の目安が675万円以下(たとえば3人世帯)で学力基準を満たしていれば、最大で月6万4000円(私立大・自宅外通学の場合)借りられます。

第2種は利息が付きますが、低金利、2020年11月は、0,163%(利率固定方式)、0.002%(利率見直し方式)があります。第2種は、世帯年収の目安は1009万円以下(たとえば3人世帯)で、学力は平均水準以上でOK。最大で月12万円まで借りられます。

なお、「給付型」の年収基準は、住民税非課税世帯およびそれに準じる世帯となっています。最大で7万5800円(たとえば私立大・自宅外通学の場合)借りられます。

詳しくは、まずは「JASSO奨学金」で検索して確認してみましょう。

ちなみに、奨学金に似たしくみに「教育ローン」がありますが、こちらは、子どもではなく「親が借りる」ものです。日本政策金融公庫<「国の教育ローン」(但し、子ども1人で年収790万円以下、金利年1.66%程度)>や民間金融機関(金利年2~4%程度)が用意していますが、金利面を考えると、まずは奨学金を検討した方いいでしょう。「奨学金」→「教育ローン」で検討しましょう。

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