この先子供の学費が支払えるか心配です。

女性40代 みちるさん 40代/女性 解決済み

コロナの影響で、我が家の年収は大幅にダウンしてしまいました。
上の子は今高校2年生です。
来年は大学進学を目指す受験生となります。
それまでは、本人の希望により大学に入学させる予定でいたので、学費の貯金も順調にできていたのですが、コロナのせいで計画が狂ってしまいました。
このままでは、せっかく大学に合格しても学費を支払えるかどうか心配です。
これまでの貯蓄を切り崩すつもりですが、2年目3年目となるにつれ、今のままの収入だと学費の支払いがかなり厳しくなりそうです。
その時には奨学金制度も視野に入れなくてはいけないと考えているのですが、奨学金以外にも、受けられる公的な補助金や援助というものはあるのでしょうか。
もちろん節約生活も実践していくつもりですが、不安で仕方ないです。

1 名の専門家が回答しています

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
60代後半    男性

東京都

2021/09/23

大学に進学すると、どのくらいのお金がかかるでしょうか。

一般的に、 入学費用と4年間の学費だけで、国公立で約250万円、私立文系で400万円、私立理系で550万円かかります(文部科学省「私立大学等の令和元年度入学者に係わる学生納付金等調査」)。
したがいまして、結論として、わたしは、ほとんどの親は、奨学金を借りることを検討した方が良いと思います。親の収入だけで学費を工面した結果、老後の資金がなくなってしまった、という夫婦の事例を、家計相談でみてきたからです。

その人たちは、給料が比較的高い大企業に勤めた人たちも少なくありません。それでも、子どもの数が多いと、自分たちの稼ぎだけでは苦しくなってしまうのです。老後に、子どもからの援助が必要になるくらいなら、奨学金を借りた方が、トータルから見れば、子どもの金銭的な負担は小さくなるでしょう。それに少しでも自分で学費を払うとなれば、本気で勉強するようになりはずです。ちなみに、大学生の2.7人に1人が奨学金を利用しています。なお、今まで貯めた学費の貯金の一部は、老後資金に回すことをおすすめします。

次に、奨学金の中でも、最も多く利用されているJASSO(日本学生支援機構)についてみてみましょう。

「給付型」と「貸与型」(第1種:利息なしと第2種:利息あり)があります。

それぞれ年収制限がありますが、第1種:利息なしの年収制限は、給与所得の4人世帯の年収の目安は747万円以下(給与所得以外=所得の目安は349万円)で、学力基準を満たしていれば、最大で月6万4000円(私立、自宅外通学の場合)借りられます。

第2種:利息ありの年収制限は、給与所得者の4人世帯の年収の目安は1100万円以下(給与所得以外=所得の目安は692万円)となっています。なお、利率は極めて低く設定されており、2020年11月時点で、0.163%(利率固定方式)、0.002%(利率見直し方式)です。また、学力は平均水準以上でOKで、最大で月12万円まで借りられます。
なお、「給付型」の年収基準は、住民税非課税世帯およびそれに準じる世帯となっています。

また、奨学金の借入総額は、平均で324.3万円。500万万円以上を借りている人も12.4%以上に上ります。

詳しくは、まずは、「JASSO奨学金」で検索して確認してみましょう。また、奨学金の貸与額と返還額を試算することができるWebサイト(「返還シミュレーション」で検索)もあります。

ちなみに、奨学金に似たしくみに「教育ローン」がありますが、こちらは、子どもではなく「親が借りる」ものです。日本政策金融公庫や民間金融機関が用意していますが、金利面を考えると、まずは奨学金を検討した方がいいでしょう。 「奨学金」→「教育ローン」で検討しましょう。なお、「国の教育ローン」(但し、年収790万円(所得590万円)以下)も、検討した方がいいでしょう。

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