老後2000万円を用意するためにはどのようにすべき?

男性40代 fujutaniさん 40代/男性 解決済み

45歳のサラリーマンです。家族構成としては、私、妻42歳、長女10歳、長男6歳の四人家族です。老後の資金全般について質問です。老後の資金として、2000万円必要であるとのニュースが出ていましたが、実際にそこまで用意することは現状では難しいと思います。この世帯状況の中で、どうすればその資金を用意できるでしょうか。今、現状としては、手取りで月約34万円、住宅ローン返済が月約10万円超、積みたてNISAを私と妻と月1万円ずつ、子どもの積み立てを月に2万円、生活費(食費等)6万円、英語・習字月1万円、学習塾月4万円、ガソリン代月1万円、通信費約2万円(携帯3台、インターネット)が固定費として必要となります。今後、あと3年後には、住宅ローン控除がなくなるので、その前にiDeCoに月上限の1万2千円加入することは考えています。他に、どのような商品を購入すれば、バランスよくなるのでしょうか。教えていただけると幸いです。

2 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 老後のお金全般
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/07/12

まず、2000万円という数字はあくまでモデルケース(夫65歳で妻60歳専業主婦で65歳以降公的年金以外の収入がない世帯で、30年間生活した場合)です。そのため、現状から準備をしておくことで状況は大きく変わります。

現状でつみたてNISAを月額2万円、個人型確定拠出年金(iDeCo)を1.2万円として計3.2万円を20年間行ったと仮定します。期待リターンを年率5%にすると約1320万円(手数料や税金などのコストは考慮していません)になります。確かに2000万円に達しませんが、12年後、末子が大学入学した段階で習い事や塾代が必要なくなり、この中の一部を老後の資産形成に回すことができます。子供の積立も減額もしくは必要なくなっている可能性もあります。そのため、過度に悲観的な見方に陥らない方が良いと思います。

運用対象を株式投資信託すれば期待リターン5%以上も期待できます。過去30年間の世界株式インデックスの長期平均リターンは年率6.6%になります。米国株式インデックスであればこれよりも高いリターンとなっています。但し、これは15年以上の長期運用結果となりますので、3年や5年といった短期の運用では逆にリスクが高い状態が維持されているので注意してください。
長期・積立・分散投資を成功させるコツは「早く始めて、途中で止めずに長く続ける」ことです。

そして、積立終了後も運用を継続し、必要な分を取り崩すことで資産寿命を延ばすことができます。資産寿命を延ばすことで一定の日までに2000万円を貯めること自体が必要ではなくなります。

古戸 賢一 フルト ケンイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/07/12

fujutani様
 
ご質問ありがとうございます。FPオフィス ピーエス・アセットの古戸と申します。
 
まず2,000万円は忘れましょう。本当に必要な金額は各ご家庭によって違います。ですが、ほとんどの場合、2,000万円では足りません。
 
対策としては収入アップ(副業など)と支出ダウンです。そしてなによりも大切なことは、長く働けるようにすることです。
 
ニーサもイデコも制度ですので、それ以外に投資できないわけではありません。収入を上げ、余裕でたら追加の投資を行うなどのことが考えられます。
 
書いていただいた支出だけで28万円なので、商品で考えてもこれ以上の支出は大変な気もします。
 
私はマンション投資を資産形成におすすめしていますが、ご興味があればお話しさせていただきます。
 
ご参考になれば幸いです。

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