定年退職後の収入源を確保するにはどうすればいいのか

男性60代 clonterさん 60代/男性 解決済み

定年退職後非常勤で再雇用となりましたが、年次(1年)契約であり、次年度の継続雇用が確定されている訳ではありません。また、保険料の支払いが会社で持っていただいた分を個人で支払うことになり、妻の国民健康保険料と併せて支払うと食費以外の生活費を支払う余力がありません。退職金を切り崩して光熱費等を用立てていますが、年金支給年齢まで持ちません。今後の収入源を確保するにはどうすればいいのか教えていただきたい。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代後半    男性

全国

2021/07/22

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

まず、退職後、高年齢雇用継続基本給付金を受け取られているが、それでも生活費との大幅な乖離があるという条件ですね。続いて、現在年齢が63歳であれば、お生まれは昭和33年と思われます。つまり、老齢厚生年金の特別支給(報酬比例部分)の支給がスタートしているとも考えられます。また、老齢厚生年金の定額部分を繰り下げ支給の申請をすれば、65歳に受給出来る年金額の毎月0.5%の年金受給額の減少とはなりますが、月額で5万円以上の補填は可能です。更に、65歳になされた時に、奥様の年齢が65歳に達していなければ、配偶者加給年金額の特別加算によって、年間390,500円が奥様が65歳になられるまで支給されます。

つまり、繰り下げ支給によって減額となった年金額を、配偶者加給年金額の特別加算で補填することが出来ます。しかし、将来にわたり年金額の定額部分は減少されて金額となりますから、あくまでも、現在の不足額を埋めるための苦肉の手立てであるとお考え願います。

続いて、現在の再雇用の条件と他社に再就職した場合を比較され、労働条件と収入から新たな働き方を選択する方法もあります。職場環境も変わりますが、70歳以降も就労を希望される方が増加している状況下で、65歳以降も年金受給額で老後設計が成り立つかをシミュレーションされ、再考されてみるのも宜しいと考えます。

また、本業先からの副業禁止規則が無いのであれば、やはり給与所得としてダブルワークを選択する必要があるかも知れません。

いずれにしましても、現役当時とは生活費の考え方を変えられて、節約を心がけることによって、支出を減少させてゆくことを優先させるか、就労による収入増加、年金の繰り上げ支給申請しか現状を改善する方法はないと思われます。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

うつで退職し専業主婦になりました。

私は昨年うつになり、高卒で8年務めた会社を退職しました。結婚はしていたので、専業主婦という形で旦那にやしなってもらっています。今は傷病手当金を貰っていますが、今年の11月までの期限があります。旦那のお給料もそれほど高くありません。そこで、12月以降のことが不安なのです。今貯蓄は200万円ほどありますが、貯金を切り崩しながら生活するのも長くは続きません。今の旦那のお給料では、月々の生活でいっぱいいっぱいになり、貯金はほぼできません。私の心身のことを考えてくれ、無理に働こうとしなくていいよとは言ってくれるのですが…。何か私でもできるような仕事はあるのでしょうか。それから旦那は今後投資や積立ニーサのようなものをしたいと考えているようです。そちらにお金を回すことを考えると、やはり収入が足りないのでは…。もしくはどこかで節約ができるのか…。投資や積立ニーサのメリットデメリットも知りたいです。

女性30代前半 ざらしさん 30代前半/女性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

この年代からのライフプランはどういうのがありますか?

私は40代の独身です。正社員で手取り月20万です。仕事のストレスが酷く、気付けば浪費ばかりしてしまいます。本来は貯金にまわしたいお金も、支払いに消えてしまっています。恥ずかしいことに、本当に全く貯金できません。しかし、もうこれからはきちんと貯蓄もやらなけば、本当に恐ろしい老後になってしまうのは重々わかっています。。でも全く自信がありません。どうすれば上手に貯蓄ができ、続くようになりますか?ファイナンシャルプランナーでは、どのように提案や計画を組み立てるのでしょうか?早い人は30代や20代から、相談するということを記事で読みました。私はこの年代になるまで、全く素通りでファイナンシャルプランナーのことは何もわかりません。こんな私にも、分かりやすく教えて下さるのでしょうか?

女性40代後半 taka7703さん 40代後半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

定年退職後の生活設計に関して

私は、40年間公務員として勤務し、65歳で定年退職しました。現役の時は、定年退職後、年金で十分暮らせるだろうという甘い考えで、全く無計画な生活を送ってきました。例えば、日本中を旅行したり、車を3年ごとに買い替えたり、週に4日程度、外食に出かけたりしました。定年後の生活のために、貯金をしようなどということなど一切考えたことは有りませんでした。そのため、貯金は数百万しかありません。また、現役の時に住宅を新築したので、住宅ローンに追われていました。結局、現役時代に住宅ローンを完済することができず、退職金でやっと完済することができました。ということで、退職後、年金と塾講師のアルバイトで得られる収入で、生活をしている状況です。今は、毎日の生活費に追われる生活を送っています。勿論、旅行をしたり、外食をしたり、遊興費などに拠出するお金などは有りません。この先、どのような生活設計をしたら、旅行や外食や遊興に、お金を使うことができるか教えていただきたいと思います。

男性70代前半 kinoshitakunさん 70代前半/男性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

セミリタイヤの資金計画

近々にセミリタイアを予定しています。将来的にはPCを使った、クラウドワークで収入を得たいと考えていますが、セミリタイア後の資産運用についてアドバイスをお願いします。セミリタイア時の予定資産額は、定期預金600万・国債150万・株式2000万(預り金含む)・投資信託1200万・現金1000万(退職金含む)・確定拠出年金550万程度。

男性50代前半 むぎぞうさん 50代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

コロナ禍での収入ダウン対策

夫は旅行会社勤務です。昨年からコロナ禍でボーナスは全てカット、今年度に入って給料もカットされている状況です。いつになったら旅行業界の景気が回復するかが全く分からず、給料もいつ元に戻るかも分からない状況です。コロナ前は、基本給料からは貯蓄をせずに、月々の生活費と年間の特別費を賄って、出来るだけボーナスを使わずに貯蓄に回すような家計管理をしていました。現在の収入でしたら貯金はもちろん無理ですし、日々の生活費も足りなくなってしまいます。対策としてまずは夫の保険の見直しと、まとめ買いなどによる食費の節約を始めたばかりなのですが、それだけでは不足分を賄えそうにありません。あと他にどのような部分を見直せば生活費を減らすことができるのか教えてください。

女性40代前半 よっくさん 40代前半/女性 解決済み
舘野 光広 1名が回答