確定拠出年金の運用について悩んでいます

女性60代 ykktjさん 60代/女性 解決済み

確定拠出年金の運用について悩んでいます。夫の会社では6−7年前から確定拠出年金制度が始まり、退職金の一部を自分で運用しています。開始当時50歳だったので、退職までの年数を考えて無難な商品を選んでいました。ところが、先日運用成績を確認したところ、全体の半分近くを占めていた定期預金の利息が全くついていないことを知り、愕然としました。減らしたくない一心で定期預金を選び、そのまま放置していたことが悔やまれます。このままではほとんど増えそうにないので、定期預金を解約し、株式か債券に変更したいと思うのですが、現在56歳なのであまり冒険もできません。株式や債券に変更する場合、どのような商品を選べば良いのでしょうか?

2 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 老後のお金全般
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/07/26

現行では確定拠出年金は60歳で積立は終了してしまいます(一部企業型では65歳まで65歳まで積立可能な場合もあります)。しかし、受け取りは60歳で必ずする必要はなく、ライフスタイルに合わせて70歳までの10年間でいつでも好きな時に受け取りを開始することができます。この場合、60歳以降は「運用指図者」として運用を続けることができます。

人生100年と言われるように、50代や60代はリタイアする時代ではありません、人生まだ半分残っていると言っても過言ではありません。つまり、運用も70歳までできると考えれば、まだ14年間運用することができます。その場合、運用対象銘柄を定期預金から株式の比率の高い投資信託に変更することも選択肢になります。積立期間は4年程度ですが、その後の株価上昇局面で受け取りを開始することで受取総額を増やすことができます(今後、制度変更で取崩運用ができるようになれば、それを活用することで資産寿命を延ばすことも可能になると考えます)。
債券は元本割れリスクが小さいと考えがちですが、新型コロナの影響でリスクは高くなっています。そのため、長期運用で見た場合、株式より債券の方がリスクは高いと考えられるので注意が必要です。

運用期間を延長することで退職所得控除が使えなくなる場合があります。その場合、余計な税金を払わなければならないことも考えられます。その場合、税理士など税に詳しい人に相談し、少しでも課税されないよう工夫することをお勧めします。

古戸 賢一 フルト ケンイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/07/27

ykktj様
 
ご質問ありがとうございます。FPオフィス ピーエス・アセットの古戸と申します。
 
企業型確定拠出年金のご質問ですね。
 
まず企業に商品ラインナップを教えてもらい、インデックスという市場に連動する形のものを選択されてはいかがでしょうか。
 
おっしゃる通り、大きなリスクはとりずらい年齢ではありますし、投資にそれほど関心がないようであれば、アクティブ型を選択しない方がいいかと思います。

また株式債券などの比率に悩まれるようならバランス型というものがあります。

投資ですので増えるかどうかはわかりませんが、手間がなく増える可能性が上がるとは思います。
 
ご参考になれば幸いです。

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