投資信託や積立型NISAをやるべきかどうか

女性30代 iikaさん 30代/女性 解決済み

私は今、投資信託や積立型NISAをやるべきかどうかについて悩んでいます。私は金融関係の仕事をしており。入社して間もない頃は、積立貯金や定期貯金、保険商品である個人年金などで資産運用や、将来年金生活になって時の貯蓄形成をと思ってやってきました。しかし、近年はこういった商品の金利がかなり低くなってしまい、もう少しリターンが大きい投資信託や積立型NISAをやるべきなのかと思い始めました。正直、知識があまりないので、損をしてしまうかもしれない商品はあまりやりたくないなー。という気持ちがあるんですが、周りでやっている人たちから話をきくと、非常に利息が付いている話を聞きます。しかし、運用手数料が結局引かれていることや、人が運用しているなどのことを考えると、将来的にAIが管理するものや、今後広まるであろう仮想通貨通貨を考えても良いのかなあとおもったり。しかし、仮想通貨の場合は出金手数料や利息に対しての税金が高い等のことも考えるとどうなんだろう?という感じです。ご回答、よろしくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代前半    男性

全国

2021/07/28

もしかすると、金融関係のお仕事にどっぷりと浸かっておられる方に特有のお悩みなのかもしれませんね。

言い方は良くないかもしれませんが、金融商品を「いかに儲かるか」という視点でしか捉えておられないように感じます。

その延長線上で考えていく限り、納得のいく答えを導き出すことは難しいのではないでしょうか。

おっしゃる通り、積立貯金や定期預金の金利は、世の中の経済活動で使われた後の残りカスのようなものでしかないため、預貯金でお金を増やすことはできません。

個人年金保険につきましても、金融機関(お勤め先?)が受け取る手数料が高すぎるため割に合わないだけでなく、将来受け取る金額が今の段階で固定されてしまいますので、モノやサービスの値段が上がっていくリスクに全く対応することができないという点で、合理的ではありません。

また、暗号資産(仮想通貨)に投資することのデメリットは、出金手数料や利益に対してかかる税金が高いことなどよりも、誰かの儲けは誰かの損失の上でしか成り立たない「ギャンブル」だということにあります。

資産形成は、お金の奪い合いではないのです。

AIによる投資はどうでしょうか。

投資とは、決してそのような無機質な行為ではありません。

投資とはそもそも、より良い世の中をつくっていくことです。

私たちの身の回りの多くのモノやサービスは、過去の誰かの投資によって生み出されています。

その中心は、企業活動です。

ですから、これからも世の中になくてはならないと考える企業の株式に投資することこそ、高い再現性をもって着実に資産を形成していくための王道です。

手放したお金が世の中をぐるぐると回り、社会がより豊かになっていくからこそ、やがて大きなリターンとなって自分のところに戻ってくるのです。

この大きな流れを、理解しておきましょう。

普通の生活者の資産形成にとって最適な金融商品は、投資信託です。

株式を主な投資対象とする、揺るぎない運用理念をもった長期投資に資する本格的なファンドを選び、収入の1割くらいの金額を目安にコツコツと積み立てていけばよいだけです。

投資信託を活用すること自体で投資先が分散されリスクの低減につながりますし、積み立て投資を行うことで投資のタイミングが分散され、平均購入単価を下げることが期待できます。

「投資信託やつみたてNISAをやるべきかどうか」という問いは適切ではなく、腹の底から納得して選んだ投資信託の商品がたまたまつみたてNISAの対象になっていれば、必要に応じて活用すればいいというのが本来の取り組み方です。

投資をAIやロボット任せにするのではなく、自ら投資先にトコトンこだわり、想いを込めて大切なお金を投じることこそが、将来にわたってお金の不安なく暮らしていくための大きなポイントであると言えるでしょう。

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