稼ぐのが良いか節税が良いのか

男性30代 toniyaeboさん 30代/男性 解決済み

確定申告における配偶者控除と扶養控除についてお聞きしたいです。
私と母は現在パートタイマーで働いています。父は引退して年金暮らしをしています。今年はコロナの事もあり、稼ぎがあまりありません。12月が近づいてきて、配偶者(特別)控除・扶養控除の範囲内の稼ぎに収めようと思えばできそうなのですが、この場合、来年の父の確定申告で控除をして所得税の還付を節税した方が家庭的には良いのか、それかガッツリ稼いだ方が手取りが増えるので有利なのか、どちらが良いのでしょうか。
母は既に100万以上は稼いでいるので非課税にはならないと思いますが、収入を抑えると、来年の国民健康保険料も安くなるのですよね?
「○○円以上稼ぐとかえって損」などありましたら教えていただけますと幸いです。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です
税制によりますと、配偶者控除を受けるための給与収入上限額は103万円です。この場合は38万円の控除を受ける事が可能です。配偶者特別控除に関しては配偶者の給与収入が103万円~201万円であれば控除を受ける事が出来ますが、配偶者の給与収入が150万円を超えますと、段階的に控除額は減少してゆきます。
続いて、扶養控除ですが、控除対象者となるには配偶者と同じ条件となります。なぜならば、配偶者控除も扶養控除も年間所得がないことで対象となるからです。
*給与収入103万円-給与所得控除55万円+基礎控除48万円=所得0円
お父上の年金額が年間200万円とした場合は、年金控除は65才以上で110万円ですから、この収入の税率は5%ですから、所得税はごくわずかです。
従いまして、控除による効果よりも、所得を増やすことで生活設計を豊かにすることのほうが、はるかに有利になるでしょう。つまり、控除というのは生活のための資金であり、最低の生活費として保証されている金額であるとお考え願います。また、収入の増加は、社会保険と厚生年金の加入も可能となる場合もありますから、老後資金として備える事が可能となります(厚生年金掛金の半額は企業負担)。また、国民健康保険税は各自治体によって保険料の算出が違いますが、前年の家計所得によって保険税に影響します。
最後に、御相談者様の状況から判断しまして、公的な福祉による手当や補助金を受けていない限りは損になるような所得制限はないでしょう。ご事情もおありでしょうが、収入を増やされる事に専念され資産形成を進められる事で将来に憂いがなくなると思われます。

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