地方にあるセカンドハウスの扱いについて

男性60代 shiroyan89さん 60代/男性 解決済み

60代男性です。
都内の自己所有のマンションに家族と居住中です。

相談したいのは、地方にあるセカンドハウスのことです。
セカンドハウスは妻との共有名義になっています。
現在は2~3か月に1回程度の利用ですが、車で行かれるのもあと10数年かと思いますし、今後は利用頻度も減っていくことが想定されます。
一方、現地は、ワーケーションやリワートワークの進展による地方移住もあり、地価公示がここ数年若干ですが上昇しています。

そこで、現在の状況下で、早めの処分をすべきか、または、税制面からは相続のタイミングでの処分をすべきか、あるいは、他の利用方法を模索すべきか、FPの専門的知見からご意見いたたければと思います。

2 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 老後のお金全般
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/08/09

 セカンドハウスの処分についてですが、大きく分けて4つのケースが考えられると思います。

 ①現時点で売却処分する
 ②相続開始時に相続手続きの中で売却する(換価分割)
 ③相続開始時に子供たちにそのまま相続させる(所有維持)
 ④賃貸物件として貸し出す

 そのうち、①②③に関しては、セカンドハウス(別荘)のため、居住用住宅における税制上の優遇は受けられません。
 例えば、①のケースでは、土地・建物の譲渡所得として、申告分離課税の課税対象ですが、居住用のような3,000万円の特別控除や、所有期間10年超に適用される軽減税率の適用はありません。さらに赤字の場合でも、他の黒字の所得との損益通算(相殺)することはできません。
 ②、③でも相続税の小規模宅地の特例は適用されません。ただし、④賃貸物件として貸出した状態で、相続が開始された場合、貸付自用用としての小規模宅地の特例が適用される可能性はあります。

 現時点で、資金的に余裕があるようであれば、④を軸に検討されるのが良いのではと考えます。
 なお、ご自身で管理等が難しいようであれば、不動産管理会社に運用をお願いするという方法があります。

 参考にして頂ければと思います。

古戸 賢一 フルト ケンイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/08/09

shiroyan89様
 
ご質問ありがとうございます。FPオフィス ピーエス・アセットの古戸と申します。
 
セカンドハウスではなく別荘ですね。

ご自身の意思が一番重要だと思いますが、こちらは気に入られているのではないでしょうか。だとしたら、無理して売る必要もないと考えます。
 
築年数や仕様や需要などまったくわかりませんし、ご自身がどうされたいのかがわかりませんので、何とも言えませんが・・・
 
一般的に別荘は高くは売れません。気に入っておられるのなら有効利用を考えるのが得策かなと思います。
 
ご参考になれば幸いです。

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