年金だけでの生活が困難な状況で、今できることは?

男性20代 麦レモンさん 20代/男性 解決済み

老後に必要なお金が2000万円というニュースが過去に出たが、年金だけでの生活が困難になっている今、約50年後自分が年金を貰える年になった時のために今、何ができるのか。

2 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/08/06

 50年後の未来のために、今できることはたくさんあります。

 まず、最も単純に2,000万円を目標額として、60歳まで35年で貯蓄する場合、月々3.2万円で達成します。(条件はiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用し、運用利回りを2%とする場合)
 ただ、この方法は、他のライフプランとの兼ね合いもありますので、当初は少額で、他のライフプランの出費がかからなくなった頃に多く積立額を増やすという方法もあります。

 2,000万円も貯めることが困難だと考える場合、老後生活費があまりかからない場所への移住するための準備を始めるのも方法のひとつです。例えば海外移住するために、その国に通うなどです。海外勤務が可能な職場であれば、海外移住には有利です。
 国内であっても、海外移住と同様に、その場所に通うこと(観光以外の目的で)で地元に受け入れられやすいと言われています。

 老後を65歳以降でも働くことが可能な職業に就くこともあります。研究職や会社役員、場合によっては自ら起業するという方法もあります。

 これ以外にも、色々な方法が考えられますが、何よりもまずは、老後のことよりも直近のライフプランを優先させることが重要だと考えます。

 不動産経営を早めに始め、大家としての経験値を積んで、大規模大家さんを目指すのも一つの方法です。

小松 康之 コマツ ヤスユキ
分野 年金・個人年金・iDeco
50代後半    男性

東京都 神奈川県

2021/08/09

ご質問いただき、ありがとうございます。
麦レモンさんの年齢を考えれば、老後資金のために積み立て投資をすぐにでも始めれば、2019年に言われた「老後2,000万円」は60歳までに作れます。もう少し働いて、資産運用の期間を延ばせば、もっと大きな資産を作れます。
現在、つみたてNISAという税制優遇制度を活用した投資があり、これを使うことができます。投資商品は限られていますが、見る限り変な商品はないと思います。ですから、この投資をしつつ、別枠で他の投資も行ってみてはいかがでしょうか。
若いということは、多少失敗しても挽回できるということです。だから、お金に関する様々な勉強をして、自分に必要なことを学んで自分のものにし、実際の生活に活かしていくことです。
そして、投資をするには、家計が黒字であることが前提になります。つまり、家計管理も大切です。これを行うには、収入があったらまず、投資や貯金にお金を回し、その残りで生活することです。さらに、この生活に慣れることです。大変ではありますが、こういったことを意識して、生活してみてください。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

稼ぎの少ない主婦の老後資金は?

40代女性既婚、小学生以下の子供が二人います。フリーランスとしてごく僅かな収入はありますが、自分のお小遣い程度にしかならず安定もしません。主人はiDeCoや財形貯蓄、保険など自分名義のものがありますが、私名義では全くありません。保険は私が受取人になっているものもありますが微々たるもので、これまで貯めてきた定期貯金などの名義も主人です。iDeCoも稼ぎのない人がするメリットも少ないですし、今は家計から私名義の貯金をする余裕はありません。このまま穏やかに主人の定年を迎えて年金生活になればよいのですが、人生何が起こるか分からず、離婚などの際に私はどうなるのだろうかという不安だけがあります。まずは子供たちが無事成人することが一番ですが、ほぼ専業主婦の老後の資金の貯め方をご教授ください。

女性40代後半 mochimochitomoさん 40代後半/女性 解決済み
井内 義典 1名が回答

つみたてNISAとiDecoの違いがよく分かりません。

以前よりずっと興味は持っていたつみたてNISAとiDecoですが、本当に始めても大丈夫なのか、将来つみたて期間が終わった後に損するようなことはないのか、つみたてNISAは始めるべきだと言う人が多いですが本当にそうなのか、つみたてNISAとiDecoのどちらの方がいいのかわからず、なかなかどちらも始められずにいます。つみたてNISAは2037年までのものであるということと、つみたて可能期間が20年間ということも分かってはいるのですが、いつのタイミングで始めるべきか、どの銘柄にするべきか等を考えてたり、月々のつみたて額や年単位での期間を考えるとどうしても始める決断ができずでして…また、年金は今は強制的に引かれているので仕方ないですが、払っているのに将来はもらえないだろうとも思っているため、つみたてNISAではなくiDecoの方がいいのか、そもそもこの2つの細かい違いを理解していないのでそんな状態で始めるのは危険でかないのかと色々考えてしまいます。始めるならどちらの方がいいのでしょうか?老後資金として夫婦ともに60歳くらいになる頃には、貯蓄型保険で1000万少しになる保険には入っております。(それでは全然足りないのは重々承知しております)

女性30代後半 buu25さん 30代後半/女性 解決済み
福嶋 淳裕 1名が回答

年金制度に未来はあるのか

私は31歳の会社員です。いい歳になってきたこともあり将来のこと、老後のことまで考えます。そこで心配なのは、いまこうして未来に向けて投資しておいても、後にはしっかり年金がもらえるのかということです。昔は現役で働く大人も多く、それでお金が集まって安定したのだと思います。今は年々子供が減っています。それはイコールしえ未来の大人が減ることを意味しています。そうなると、昔のように働き手の頭数が減ることで年金の元となるお金も減ると思います。しっかり皆に分配できる額が確保できるかどうかを考えると未来が疑わしいです。自分はお金に関しては素人なのでよくわかりませんが、プロの目から見ると、この制度が崩壊する、または大幅な変更点を加えないといけないというような未来になると予想がつくものでしょうか。年金が近い未来、30年後だってちゃんと高齢者に配られるような仕組みで残っていけるのかどうか、プロの検知から教えてください。

男性30代前半 doujimayoshiteruさん 30代前半/男性 解決済み
福嶋 淳裕 1名が回答

iDeCoと国民年金基金どっちがお得?

自営業者なので、小規模事業共済と国民年金基金を満額までかけていますがiDeCoも気になります。年金基金を減らしてiDeCoにしようかと思いますが、いままでかけてきた基金がもったいなくて、決断できません。それともiDeCoはあきらめて、個人年金を増やしたほうがいいでしょうか?確定申告では個人年金の控除額はすでに超えているので、これ以上個人年金を増やしても税制優遇は受けられません。しかし昨今のコロナウィルスで事業収入が減収しており、今後どんな疫病や天災に見舞われるかと思うと、少しでも働けるうちに老後資金を準備しておきたいと思うようになりました。iDeCoについて心配なのは年金基金の納付額を変えることに加え、年金基金とは違って終身で受け取れるわけではない部分です。寿命が100歳と言われる現代において、自営業者にとってiDeCoはどれだけ得なのか教えていただきたいです。

女性50代後半 ぽんちゃんさん 50代後半/女性 解決済み
前佛 朋子 1名が回答

何歳から年金受給始めればいいですか?

現在、40代の会社員です。妻と子供の3人暮らしです。大学を卒業してから今に至るまで、今の職場で正社員として働き、社会保険料を20年以上払い続けています。今の会社は再雇用制度があり、65歳で定年した後、70歳まで、希望であれば嘱託社員として再雇用制されます。しかし、個人的には65歳までは働きたいと思いますが、70歳、いやそれ以上は働きたくはありません。理想としては、65歳で仕事を辞めて、年金と貯金で生活していきたいと考えています。ちなみに、今現在の時点で、金融資産は1500万円ぐらいです。ですが、今賃貸に住んでいますが、中古でマイホームも欲しいと思っています。そうなると、70歳までは最低でも働かないと!そこで、年金の話になりますが、年金を受給する場合、働いて所得があると減額されるとのこと。また、受給する年齢によって、受け取れる金額にも結構な影響があるようで、正直、年金について頭を抱えています。是非、専門家の方の視点で、適切な年金受給の仕方をご指導いただきたい所存です。

男性40代後半 u5kripzrzkさん 40代後半/男性 解決済み
井内 義典 1名が回答