基本的な収支を増やす手段は?

男性20代 なっかーさん 20代/男性 解決済み

基本給の低さで将来の収入に不安があります。
私は4大卒の社会人です。
ごく普通の企業に就職し、年間休日124日初任給も21万と平均的な数字でした。
しかし3年勤めても昇給が一切ありません。
残業も年間10時間もあれば良い方で、残業したくない方にとってはものすごく楽な職場ですが、年収は300万を超えるのは30代になってからと思われます。
お金を貯めたり資産運用はしているのですが、基本的なお金を稼ぐ力が弱すぎるためなかなか貯まりません。節約や資産運用で金銭的な問題を解決するFPだと思いますが、基本的な収支を増やす手段などはどのような考え方をすればよいのでしょうか。
・転職するのか
・副業などの他の収入に頼るのか
どのような道があるのか教えていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 仕事全般・転職・退職
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/08/17

基本的に収支(所得)を増やすためには以下の3つの手段しかありません。
①収入を増やす
②支出を減らす
③投資など資産運用でお金を増やす

このうち③については既に実践されているようですので、先ずは②について考えてみてはいかがでしょうか。

もちろん節約を心掛けておられるとは思いますが、一つひとつの支出の必要性を吟味することで案外収支が改善するものです。
特に大きなのは保険や通信料など毎月自動的に引落されるお金です。一度見直しをすれば毎月何千円、年間だと何万円の節約になります。最近ではサブスク型のサービスに複数加入している人が多いのですが、本当に使っているかどうか吟味すべきです。
また、クレジットカードを使っている場合でしたら、一括払いとリボ払いとでは金利が全然違います。知らず知らずのうちに後者にしている人は実は少なくありません。
20代のうちでも何百万と貯めている人は珍しくなく、多くはそれほど高所得というわけではありません。こういう一つひとつの支出についてちゃんと把握して必要性を常に吟味しているからです。そうやって貯蓄が出来れば、上記③についても多くのお金を振り分けることができるようになります。

また一年一年の収支ではなく、一生涯の収支を改善する手段としては、なるべく早く結婚・住宅購入(住宅ローンの支払)・子育てといった多額の支出が発生するライフイベントを終えるという方法があります。早く終わればそれから定年までの間貯金がしやすくなるので、老後への備えがそれだけ手厚くなります。

一般的にファイナンシャル・プランナーが①について話をする時には「夫婦で共働きする」「定年後もなるべく長く働く」といったような話になります。
転職で給与を上げるというのは簡単ではありません。転職した時は一時的に給与が上がっても、将来にわたって上がり続けるとは限りませんし、転職した先で人員整理がある可能性もあります。副業についても同様です。通販サイト運用などの副業をしている人もいますが、儲かる人もいれば損する人もいます。

とは言え、今お勤めになられている会社も65まで何事もなく勤め上がられる保証は無い時代ですので、勉強したり業界研究をしたりして、いつでも転職出来るようなスキルを身につけておくべきではないでしょうか。今仕事で求められている分野の専門性を高めることはもちろん、英語やITの能力を身につけておけば転職市場における市場価値は高くなります。また、仕事や交遊関係以外の人脈を築いておくことも大事です。ファイナンシャル・プランナーの勉強会に出ると、結構会社勤めをしている人が来ているものです。
ある大金持ちが、人から有望な投資先を問われた時に「自分の能力」「人脈作り」「時間」(家事代行サービスや自家用ヘリを使って自分の時間を作る)と答えたそうです。
投資活動もそうですが、人生の収支についても、今年来年に得られる利潤よりも10年先20年先のリターンを考える人のほうがより大きな成果を得られるものです。

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