フリーランスの老後について

女性30代 meiphotoさん 30代/女性 解決済み

コロナの影響で首都圏から田舎へ引越しをしました30代前半の女性です。
長年フリーランスで仕事をしてきましたが、いざ田舎でフリーランスというとフリーターや無職のような目で見られがちです。
現在は何とか仕事を紹介してもらって始めることができ、賃貸で一人暮らしを始めようというところで田舎のフリーランスは首都圏と比べて審査が通りにくいという欠点があります。
現在、国が地方での仕事や個人事業主への支援を進めていますが今の所は自身に良くも悪くも影響はありません。
やはり地方は「就職」をして安定を選ぶべきなのでしょうか。
また、年金についてもフリーランスは最終的にもらえる額が少なくなると思います。受給できる年齢がどんどんと上がっていき、私達がもらえる年齢は70歳以降になるのではないかと役所の方とも話をしました。
個人事業主が今考えるべき、蓄えておくべきものがありましたら教えてください。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 仕事全般・転職・退職
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/03/09

私も9年前に首都圏から郷里にUターンしてきて、今は個人事業主なので、回答させていただきます。
賃貸物件の手続きの際にフリーランスということで嫌な思いをされたようですが、賃貸物件というのは家主の意向に左右されるものなので、都会か地方かというのはあまり関係ないと思います。私は昔、首都圏で2DKのアパート借りるときに独身ということで断られたことがあります。部屋を借りるというのはそういうものなのです。

長年フリーランスでお仕事をされてきたということですが、まだお若いようですし、一度は会社勤めをしてみるのも良いのではないかと思います。仕事の仕方や人間関係形成などで学ぶべきところは多いように思います。私はもう十分に会社勤めしたので、またサラリーマンに戻りたくはありませんが・・
ただ、会社勤めすれば将来が安泰という訳ではないです。専門的な技能があれば別ですが、
将来会社が傾いたりした場合に、転職して同等以上の待遇を得られるとは限りません。
今やっている仕事がAIやアウトソーシングで代替されるかもしれません。
定年まで働けたとしても、その後同じような収入を得るのは難しいと思います。
私は今50ですが、同世代の人間で定年まで勤められるかどうか心配している人は多いです。仕事内容にもよりますが、会社に頼らなくても仕事があるというのはフリーランスの強みです。

年金についてはフリーランスは国民年金部分しかもらえないので老後に受給を受ける額はサラリーマンに比べると少ないです。これは、フリーランスには定年がないから老後も働けるだろうという考え方も影響しています。そのため確定拠出年金(iDeCo)などで老後の生活費のために今から備えておくべきだと思います。
今の年金制度が続く限りは65歳支給で、将来年金財政が悪化した場合には支給額を減らすという方向で対応することになります。将来法改正があれば別ですが。
ただ、人生100年時代と言われる中で、会社勤めの場合は22歳から65歳までの43年間働くわけで、そういう人だけが支える構図というのは不自然だと思いますので、将来は70歳以降も働くというのは普通になると思います。昭和の時代には70歳まで生きる人自体が珍しかったですが、今では70歳でも元気な人は多いです。
今でも地方だと70過ぎまで働いている人は少なくありません。(生活費だけでなく、時間が余ってるとか、孫のためとか理由は色々ですが)

今から備えるとしたら、将来の収入減に備えるだけでなく、支出を減らして貯蓄を増やすという発想も必要だと思います。
特に住関係です。田舎なら毎月お金を出して賃貸物件に住むよりも家を買ってしまうことをお勧めします。地方というのは土地がかなり安いので家を買うのなら安いのですが、アパートなど賃貸物件は都会にくらべてものすごく安いということはないです。特に田舎は空き家が多く、誰も住んでないと老朽化が進むのでタダでもいいから住んでほしいという人が結構います。住居コストがかからない分将来への蓄えに回せます。
例えば今家賃5万円のアパートに住まわれてるとして、今後50年住むとしても
5万円x12カ月x50年=3,000万円です。この部分を少なくできると老後生活はかなり安定します。

お金のことは当然心配になると思いますが、田舎というのは余った野菜を分け合ったり、引越しとか農作業を手伝ったり、飲食店始めた知り合いが困ってたら食べにいったりと、金銭以外の原理で生活が動いている部分がかなり大きいです。
知り合いが出来てSNSでつながりを持てば、イベントや交流会などの情報が入ってきますし、そこで更に知り合いが出来て、困ったときには助けてくれたりするものです。先日もある会社の社長が連休中にどうしてもアルバイト10人必要だということでSNSで呼びかけたら2時間で人が集まりました。
私も古民家宿のリフォームを手伝ったことがあります。(見返りは夜の宴会と宿泊でした)
地方で将来に備えるとするのなら、先ずは今の土地で人脈を築くべきではないでしょうか。

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