教育費を妥協しないで将来のお金を貯める方法

女性40代 コハさん 40代/女性 解決済み

現在二人の子どもがおりますが、これからかかるであろう教育費(塾、大学)をきちんと確保しつつ、家計に負担がないように自分の将来のお金を貯める方法があるのか知りたいです。子育ての関係で、仕事を退職してしまったので現在専業主婦です。専業主婦なのでお金に余裕もないのですが、積み立てNISAやiDeCoなどを行えば将来的にはお得になるのでしょうか?子ども二人はまだ保育園で小さいので、小学校へ上がる前には私も働くつもりではあります。また、子どもの教育資金ですが、将来的には中学受験なども視野に入れています。ただ、家庭の状況を考えるとせめて私が働いていないと厳しいとも思ってもいます。現在将来の為に終身保険には加入していますが、もっと今できる適した資産運用があるのかとうかが一番気になるところです。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代前半    男性

全国

2021/08/19

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まずお子様の教育費は、中学までを公立、高校を私立、大学を私立文系という進路の場合で1400万円ほど必要です。これを22年で平均的に準備するとすれば一年あたり約64万円、月5万円ほど貯金が必要になります。ちなみに中学から私立なら1700万円ほど必要なので、一年あたり約77万円、月6万円ほど貯金が必要です。また先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、一般的には倍の4000万円程度が必要になります。仮に60歳まで25年ほど準備時間があるとすれば一年あたり160万円、月13万円ほど貯金が必要です。まずはこれらの金額について、しっかり意識しておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。上記の通り、私立中学を想定した教育費2人分と老後資金だけで少なくとも月25万円ほど貯金が必要です。これは一般的に、たとえ正社員の共働き夫婦でも厳しい数字なので、まずは優先的にあなた様が再就職することをおすすめします。一方、確かにNISAなどの資産運用は主に老後資金準備に有効な手段です。多少リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用を狙えば一年あたり約84万円、月7万円ほどで25年後に老後資金4000万円を準備できる計算になります。得になるかは結果次第ですが、少なくとも貯金だけで準備しきれないなら資産運用も検討すべき手段です。まずは冷静に毎月の貯金額と比較して、どの程度の不足があるか計算してみましょう

少し補足させて頂きます。資産運用は基本的に「長期投資」が前提なので、運用に回したお金は目先の教育費などに流用しにくくなりがちです。このため教育費と老後資金は分けて考え、教育費のための貯金も別にしていく必要があります。貯金額を増やすには上記の再就職のほか、「副業」も一つの手段です。一般的な副業は、せいぜい月5万円も稼げれば良いほうですが、夫婦でやれば月10万円ほど補えるかもしれません。いずれにしても、まずは夫婦でライフプランを考えて、今のままではどの程度の不足があるのかを把握することが大切です。そのうえで必要なだけ世帯年収を上げて、必要に応じて資産運用も視野に入れ、豊かな未来を目指していきましょう。なお、個別相談ならより詳細にご相談頂けますから、よろしければご検討下さいね。

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