退職金で住宅ローンを一括返済すべきですか?

男性50代 ニューヨークさん 50代/男性 解決済み

一戸建てを購入したときに35年ローンを組んだので、73歳までローンの支払いが残っています。60歳の退職時に退職金が入るので一括返済したほうが良いのか、それとも万が一のことを考えて、退職金は残しておいた方良いのか悩んでいます。気持ち的には一括返済してローンとおさらばしたいのですが、固定0.9%の低金利で借りているので、急いで返さなくても良いのではないかとも考えています。73歳までに自分が死亡すれば団信に加入しているので、ローンもチャラになることを考えると無理に繰上げ返済することもないかなと考えています。退職金を使っての一括返済や繰上げ返済をすることのメリットとデメリットを教えてもらいたいのと、退職金をどの程度手元に残しておくべきなのかなどのアドバイスをいただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代後半    男性

全国

2021/08/23

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

ライフプランにおける考え方として、現役期、退職前後、老後の3段階があるとお考え願います。ご質問者様は、退職前後に拘られていますが、この時期はターゲットイヤーと言われる時であり、ある程度の目的達成するためのメルクマールとなります。従いまして、極力節約を心がけながら現役期に繰り上げ返済をするための資金を資産運用によって準備しておかなければなりません。

つまり、退職金は老後に向けた新たな準備金ですので、その時点から計画がスタートします。つまり、その資金は老後資金以外に使用することが出来ないということになりますから、住宅ローンの返済に回すことは本来のプランにはありません。但し、73歳迄のローンを設定されてしまった以上、ある程度のリスクにチャレンジできる現役世代に資金運用することで、退職時点でのローン残高を返済するプランを計画されて下さい。

ローンを抱えたままで、今の生活に満足されたままですと老後破綻をする可能性も秘めています。しかし、奥様とのダブルワークであれば、厚生年金の受給額が老後の生活費を支えることが可能ですから、退職時に一括返済することで、毎月の黒字を老後の住宅の修繕に関わる費用を準備しておくことも可能です。人生100年時代では、極力長期な資金を考慮されることが肝要です。

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