サラリーマンと自営業の年金の違いが知りたいです

女性30代 koba39108さん 30代/女性 解決済み

世帯年収600万行かないくらいのアラサー夫婦です。
現在私は小さな会社で経理、夫はレストランカフェのキッチンとしてお互い正社員で働いています。
夫は将来的に独立して飲食店を開業するという目標がり、そうなると私もいつかは会社を辞めて夫の店を手伝うんだろうなーと漠然と考えています。
自営業で年金受給するのと、サラリーマンのまま年金受給するのとではどのくらい違いがあるのでしょうか??
また、年金受給時に自営業だと正社員時代に支払った厚生年金等はどうなるのかも気になります。
少子化なので将来もらえる年金の額には期待していませんが、正直仕組みについてあまり理解できていないので色々不安です。
年金の仕組みと、自営業とサラリーマンとでもらえる年金の違いを教えて下さい。

1 名の専門家が回答しています

福嶋 淳裕 フクシマ アツヒロ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

千葉県 東京都

2021/03/09

先に、「年金受給時に自営業だと正社員時代に支払った厚生年金等はどうなるのか」から
回答します。

これまでに納めた国民年金保険料や厚生年金保険料は日本年金機構に記録されており、将来受け取る年金額の計算のモトになります(毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」で、これまでの加入月数などを確認できます)。
これからの働き方がどう変わろうが、過去の記録が消えてなくなるわけではありませんので、ご心配なさらないでください。

次に本題の「自営業で年金受給するのと、サラリーマンのまま年金受給するのとではどのくらい違いがあるのでしょうか?」です。

国民年金(自営業など)は、納める保険料が全員一律で低額なため、将来受け取る年金額も低額です。
厚生年金(会社員や公務員)は、納める保険料が給与・賞与におおむね比例して高額になる仕組みのため、将来受け取る年金額も国民年金に比べて高額になります。
いずれにしても、負担に応じて受益するという意味で、公平な仕組みです。

では、「40年間、自営業だった人」と「40年間、“平均的な稼ぎの”サラリーマンだった人」の両極端のケースで、具体的な金額を比較してみましょう。

A. 40年間、自営業だった人(40年間、国民年金保険料を納めてきた人)
令和2年度に65歳で「老齢基礎年金」の受け取りを開始する場合、『年額 約78万円』を受け取れます。

B. 40年間、“平均的な稼ぎの”サラリーマンだった人(40年間、給与・賞与天引きで厚生年金保険料を納めてきた人)
令和2年度に65歳で「老齢厚生年金」の受け取りを開始する場合、『年額 約187万円』を受け取れます。

厚生年金加入期間と国民年金加入期間の両方ある方の場合は、上記A.とB.の間になります(厚生年金加入期間中の稼ぎによっては、上記B.を超えることもあります)。

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