2021/03/09

健康保険で大半は補えるものか

男性40代 銭形警部さん 40代/男性 解決済み

昨年まで医療保険、がん保険、積立型の投資保険、外貨建て積立等を購入。色々情報を収集していく中で、仮に人生80年と考えた場合、保険代を支払う金額とは別で純粋に投資を行い、病気・怪我などがあれば健康保険などで補い、不足分は普通に支払うのとでは将来に亘りどちらが手元にお金が残るものでしょうか?

結局、全ての保険は一旦解約し、最低限度の死亡保険のみ加入、かつ掛け捨てタイプの安いもの。これまで保険代に充てていたお金は純粋に株式や債券、リートにコモディティ投資に回しております。
保険屋さんは「〇〇の時の為の備えとして」という形でよく勧誘してきたのですが、実際のところ、高い手数料をせしめるだけの商品なのではないかと見ています。保険屋さんの給与の原資はほぼ加入者からの保険掛け金になると思います。投資先では各種手数料は公けに公表しているものですが、保険屋さんはどこもあいまいな印象です。

実際のところどうなのか、聞いてみたいです。

1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 保険全般
60代前半    男性

全国

2021/03/09

保険の必要性の是非について考えることは大切なことだと思います。一つ目の疑問は、何十年という長い時間軸の中で保険の支払事由に「該当するのか?」、「しないのか?」次第といえます。
保険契約期間中、不幸にも保険金・給付金の支払事由の該当する被保険者の死亡、あるいは何度も入院するほどの病気やケガをしてしまえば、その分遺族の生活費補填や治療保の補填といった経済的な負担は軽減させる効果が期待できます。
反対に元気ですごせれば、その分の保険料の支払いが積み重なるので結果的に手元のお金の減少原因になるでしょう。
だれも望んでいない死亡リスク、あるいは病気・ケガの可能性は予見不可能ですので有利・不利は何十年後になり、結果が出てみないと不明で事前予測はできません。歯がゆいですね。

保険屋さんは、保険をたくさん販売するのが仕事です。あえてうがった見方をすれば、顧客の必要性の有無にかかわりなく、買ってほしくて「不安を煽る」セールストークも皆無ではないようです。
「買ってほしい」という意図を持ったセールトークは、買い手にとって必ずしも求めている情報とは限りません。
わかっているつもりでも、「備えていれば安心が得られる」というセールストークを聞くと、「必要性の有無」という最も重要な部分が向け落ちてしまいがちです。
さらに「皆さん入っています」とか「人気ナンバーワンの保障です」という誘い文句を聞くと「不思議な安心感」に惑わされ「乗り遅れまい」と加入する動機となってしまうようです。

保険はあくまで、保険加入者が保険金発生事由(例えば入院)に該当したことで被る“金銭的損失(貯蓄などの手元資金では不足する治療費)”を補填(〇〇〇円/日の給付金)するためのものです。
保険については、そもそも論である「必要がある金銭補填はいくらなのか?」をしっかり検討しましょう。
不要な保障は、「隠れ無駄使い」が積み重なり「保険貧乏」となってしまう恐れが増す一方で、保障が必要な場合には、資金不足を回避するために躊躇なく加入しましょう。

 金融商品の手数料について、金融審議会事務局の金融庁は「法律上、販売仲介業者が顧客に代理店手数料の内容を情報提供することまでは求められていないが、(途中省略)販売仲介業者は、(途中省略)代理店手数料の内容を顧客に提供すべきであると考えられる。しかしながら、(途中省略)現状、提供していない者も存在する(※)」との見解を示しており、有価証券・保険商品の手数料開示に関する共通ルール策定し、2021年導入を目指して議論をしているようです。
 これにより、保険・有価証券ともに手数料が透明化され、契約者にとってわかりやすくなることを期待したいと思います。

※ 金融審議会 市場ワーキンググループ 資料1 事務局説明資料 2020年3月25日
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/market_wg/siryou/20200325/01.pdf

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2021/03/09

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