フリーランスが最低限身につけるべき税金の知識

男性30代 wakama2222さん 30代/男性 解決済み

私は今年の春フリーランスとして独立した、動画クリエイターの者です。

大学を出た後、フリーターとしてアルバイトでお金を貯めながら、スクールにて編集の技術を勉強してきました。
今年度より個人事業主として働き始めて一番最初に直面したのが確定申告を筆頭に様々な税金問題でした。
社会人経験もなく、税理士の知人もいないため、対策や仕組みなどが全くわからず、準備するにも何を控えておけばいいのかわからず苦労しています。
そこで、フリーランス初心者向けの確定申告の流れと準備に要するものをお聞きしたいです。

さらには申告漏れによる「脱税」はどういった場合に起こってしまうのか。うっかりミスで起こってしまったという意見も聞き、他人事ではないと気なっていました。
こちらも実際に起きた症例なども踏まえてご教授いただきたいです。よろしくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、質問の中に「個人事業主として働き始めた」とあることから、税務署に対して開業届を提出したものとして回答をしていきます。

はじめに、税金対策や税申告の仕組みが全くわからないということで、可能であれば「商工会議所」や「民主商工会」などに属して色々と教えてもらうのも1つの方法だとまずは感じました。

また、仮に、税務署に対して青色承認申請書を提出していた場合、税務署が開催する無料のセミナー等もあることから、そちらに参加されて申告の仕方を学ぶのも望ましいのではないかとも感じています。

上記のいずれの方法であったとしても、「フリーランス初心者向けの確定申告の流れと準備に要するものを知りたい」といったニーズは満たされるものと考えます。

ちなみに「脱税」は、質問の中にある「うっかりミスで起こってしまった」ということはありません。

脱税とは、「故意に」収入にあたる売上等をごまかしたり、「故意に」必要経費を水増ししたりすることによって、納めるべき税金を故意に減らす行為のことを指し、「うっかりミスで起こってしまった」ということはあり得ません。

会計処理のミスや錯誤などによって、誤った場合は、修正および修正申告をすることで足り、脱税をして逮捕されるといったことは、良心に基づいて正しい申告を心がけていれば絶対に生じないと言い切ります。

とはいえ、修正申告をすることになりますと、無駄に手間や時間がかかり場合によっては、ペナルティーとなる加算税も納めなければならないことがあるため、可能であれば、ご自身で税金のことについて少しでも学んでおくことが大切とも言えます。

また、事業が軌道に乗ってきますと、節税対策などが極めて重要になるため、税金について学ぶ機会がどうしても持てないなどの場合は、顧問税理士を付けておくことも将来的に考えておきたいものです。

最後に、参考情報として、国税庁が確定申告で必要な書類などについて紹介しているページがありますので、以下、URLをご案内させていただきます。

参考:国税庁 確定申告の際にご持参いただくもの
https://www.nta.go.jp/about/organization/kantoshinetsu/topics/kakutei_shinkoku/01.htm

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