将来の老後資金を確保するための方法について

男性30代 nanさん 30代/男性 解決済み

私は、現在33歳の会社員であり、妻と6歳、3歳の息子の4人家族であります。
今年に入り、自宅を購入し、住宅ローンの返済を行っておりますが、これから子供に係る教育資金などを考えると、将来安定した資金が確保できるのかどうか不安に思うことがあります。妻もパート勤務しておりますが、毎月の出費も多く、資産を残すことがなかなかできておりません。
 将来に向けてこれまで貯えてきた預貯金を運用すべきであるか検討しているのですが、預金や債券についてはあまりメリットを感じていないため、不動産賃貸業やその他の事業において起業することも考えております。
 不安を拭うためにも、自分自身で出来ることは早めに行動し、資産形成を図りたいと考えているのですが、知識が乏しく、前に進めない状況であるため、どのような運用方法が良いのか。または、貯蓄や資産を残していくためにどのように働きかけていけば良いのかをご教授いただけると嬉しく思います。

2 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/09/02

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まず教育費は、22年総額平均で1400万円ほどが必要です。22年で平均的に準備するとすれば一年あたり約64万円、月5万円ほど、2人分で月10万円ほど貯金が必要になります。また先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、一般的には倍の4000万円程度が必要です。60歳まで25年ほど準備時間があるとすれば一年あたり160万円、月13万円ほど貯金が必要になります。さらに事情によっては、夫婦と双方のご両親の介護費用についても見据えておきたいところです。まずは基本として、今後のお金の全体像をしっかり知っておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。まず、資産運用は「長期投資」が基本です。そして資産運用に回したお金は目先の教育費には流用しにくくなるので、教育費は運用ではなく貯金などで準備するのが基本になります。このため、まずは上記の通り2人分の教育費合計2800万円、月10万円の貯金ができるよう努めることが大切です。また、貯金額を増やすには「節約と年収アップ」が必要であり、年収アップは基本的に「出世か転職」が必要となります。十分な出世や昇給が望めそうにないなら、夫婦そろって就職・転職を視野に入れることが大切です。投資は貯金と両輪で考えることが重要ですから、まずは投資の前に貯金環境を整えましょう。

少し補足させて頂きます。仮に5%運用を25年続ける前提なら、一年あたり約84万円、月7万円ほどの運用をすれば老後資金4000万円の準備を達成できる計算です。これを現在の貯金だけで達成したい場合は、約1181万円ほど必要な計算になります。運用ではなく何らかの事業をするなら、これを上回る利益率を狙うこともできますが、それだけリスクも高くなりがちです。目先のお子様の教育費も大切ですから、まずは一般的な資産運用を前提に今後のライフプランを考えることをおすすめします。いずれにしても、まずは教育費の確保が大切です。そのうえで転職なども視野に入れながら、老後準備も進めていきましょう。なお、個別相談ならより詳細にご相談頂けますから、よろしければご検討下さいね。

古戸 賢一 フルト ケンイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/09/02

nan様
 
ご質問ありがとうございます。FPオフィス ピーエス・アセットの古戸と申します。
 
貯蓄や資産を残していくための働きかけということですが、セオリーはあっても決まった方法はありません。
 
まずはライフプランの作成をしてみることをおすすめします。
 
ライフプランとは人生の設計図のようなものです。これを作ることによって、将来を考えるきっかけとなりますし、お金の過不足がわかります。わかれば対策をしていくだけとなります。
 
ご参考になれば幸いです。

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