賃貸か持ち家か悩んでいます

女性40代 むーむーさん 40代/女性 解決済み

将来の家をどうしていくか夫婦で話し合っています。
 都内の賃貸に夫と2人で住んでいます。
現在こどもはいませんが、将来は未定です。今の家が狭いので、いずれ引っ越しを考えています。お互いの実家も関東圏にあるため、遠くへ移住することは考えていません。夫は住み慣れた都内を希望していますが、家賃や家の価格を考えると、都外への引っ越しも視野に入れています。選択肢がいくつもあり、世の中の変化に対する不安もあり、なかなか方向が見えません。考えている選択肢は、
1 賃貸のまま都内へ引っ越す
2 賃貸のまま都外へ引っ越す
3 都内の手の届く物件を購入する
4 都外の手の届く物件を購入する

12の場合ですと、不安なのが高齢になった時に賃貸契約を結べるかです。
34の手の届く範囲は、頭金2000万円と今の家賃12万円をローン返済に当てる程度の予算で考えています。気になるのが、コロナにより急激に世の中のライフスタイルが変化し、購入した物件の価格が急落、その後引っ越す必要がでてきたときに売却することができなくなるのではないかということです。

あまり具体的に決まっていなくて申し訳ございませんが、なにかアドバイスがありましたらお教えください。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 住まい選び・マイホーム・住宅ローン
40代前半    男性

全国

2021/09/16

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。結論からいえば、「ひとまずは賃貸」がおすすめです。というのも、住まいとは「住む人の人数(家族計画)」と「ライフプラン次第」といえます。ご質問を見る限り、どちらもまだ曖昧なようです。先に住居を購入してしまうと、これらが確定・変化したときに対応しにくくなります。幸い、高齢時の賃貸契約は結びやすくなってきており、実際に都内でも高齢者の3割程度は賃貸暮らしです。そして賃貸なら引っ越すことで、世の中の変化にも簡単に対応できます。住居購入は、まさに「変化に弱い」が最大のデメリットですから、まずはこの方向性で考えましょう。

少し別角度で、お伝えします。先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、一般的には倍の4000万円程度が必要です。仮に60歳まで20年ほど準備時間があるとすれば一年あたり200万円、月17万円ほど貯金が必要になります。また仮に今後お子様を授かれば、教育費は22年総額平均で1400万円ほど必要です。22年で平均的に準備するとすれば一年あたり約64万円、月5万円ほど貯金が必要になります。住居への予算というのは、これらのような「住居以外に必要なお金」を踏まえて考えることが大切です。都内・都外は、この角度で考えてみると簡単といえます。これらを総合的に考えて夫婦で話し合い、最終的な結論を出していきましょう。

少し補足させて頂きます。コロナ前から終身雇用は崩壊しつつあり、たとえ大手でも40代でリストラされることもあったのが実情です。今はコロナで余計に拍車がかかっている状況ですから、少なくとも購入はコロナが収束するまで様子を見ることをおすすめします。一方、ひとまず老後資金を「資産運用」で準備するのも効果的です。多少リスクはありますが仮に5%運用を狙えば一年あたり約121万円、月10万円ほどで20年後に4000万円を準備できる計算になります。こうすれば、住居予算の増額が可能です。いずれにしても、まずは家族計画とライフプランが大切といえます。そして住居以外への準備に励みつつ、コロナの様子を見ながら、最終的に住居のことを決めていきましょう。なお、個別相談ならより詳細にご相談頂けますから、よろしければご検討下さいね。

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