今は両親に金銭的に助けてもらっていますが、将来が不安です

女性40代 よしこさん 40代/女性 解決済み

夫と離婚して実家で暮らしています。平日は子供たちの保育園の送り迎え、食事などは両親に任せて私は働いています。実家暮らしは家賃が要らない、光熱費も両親が出してくれる、
食費は毎月家計に入れていますが満額ではない、など今は経済的にも少し余裕がある状態です。夫とは離婚した時に養育費を払ってもらうようにお願いしたのですが、断固として拒否され、離婚の交渉などにも疲れて、離婚の際に手切れ金のようなものをもらっただけで、定期的な振り込みなどはありません。今は両親が元気で経済的にも助けてもらっていますが、このままの状態がずっと続くとは思っていません。離婚前は専業主婦だったのでそれほど貯金もありません。これから子供が成長するにつれてお金がもっと必要になると思うし、両親の介護などの問題も出てくると思います。将来を考えてどのくらい貯金が必要で、どうやって貯蓄を増やしていくべきでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代後半    男性

全国

2021/09/22

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

シングルマザーとしてご苦労されているようですが、ご実家の支えによって生活は維持できているようですからお子様にとっても安心ですね。しかし、離婚の原因に関わらず、例え元夫が養育費を拒否したからと言って、養育する義務を放棄することは出来ません(民法877条)。また、夫婦が離婚した後に、お子様をお育てになっている御相談者様に対して生活費として支払わなければなりません(民法766条)、従いまして、調停や裁判とすることで養育の支払いを求めることは出来ますから諦めてはいけません。

さて、今後お子様の教育費だけでも下記の金額が必要となると言われています。

文部科学省の平成30年度子供の学資調査によりますと、お子様お一人につき、幼稚園から大学までを全て国公立で卒業された場合で約1000万円、反して全て私立で卒業される場合には、約2400万円が必要となるとのデータが発表されています。

このデータをステージごとに見てみますと、全て私立による場合、幼稚園で約95万円、小学校で約960万円、中学校で約420万円、高校で約290万円、大学で約640万円となっています。この数値は校外学習費用も含まれていますので、各ご家庭ごとの教育方針で変わると思われます。公立となると高校までは、ほぼ無償化となっておりますので、必ず準備しておかなければならないのが、17歳迄の大学費用となります。

おそらく、校外学習費が高くなる傾向は、中学生の時であり、概ね年間50万円は公立でも必要となっているようですから、小学校時で年間30万円、高校で年間40万円を目途としておけばよろしいかと思わます。

日常の教育費は給与からの支出で対応できるとしても、大学入学時には200万円程度は準備が必要となります。勿論、卒業までの教育資金を、全額国の奨学金とすることも可能ですが、お子様が社会人となられた後に長期に返済が伴いますから、借入は極力少ないほうが良いでしょう。但し、学力優秀であれば、貸与型でなくて給付型の可能性もありますから、その際は返済の義務はありません。

また、ご両親の介護につきましては、その時の介護状態によって費用負担金は違ってきますが、老齢年金から支払う程度の費用は発生するでしょう。もし、民間の老後施設に入居される場合には、食費を含みまして月額で12万円~15万円程度を負担されているようです。

最後に。極力預貯金は多い方が安心ですが、女性の所得では教育費への負担であまり期待することは出来ません。もし、貯蓄を増やすのであれば、養育費を請求するか、副業などによって所得を増やすことが必要になるでしょう。副業に関しては、あらためましてご質問いただければ、詳細に回答させていただきます。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

家計簿を付けるのと付けないのでは貯金額に差が出るか?

家計簿をつけてみようとしてノートを買いましたが長続きしません。友人はお金の出入りを日記につけてお金を管理しているそうで、貯金も着々と溜まっているようです。文字に残すことで貯金へのモチベーションに繋がるうえ、支出を控えるようになったと言うので私も試してみましたが、面倒くささや忙しさでどうしても長続きしませんでした。友人も、以前は私と同じようにお金の浪費が激しく、好きなアイドルやキャラクターのグッズを買い漁っていたため貯金も少なく、常に金欠状態が続くような環境だったのに、家計簿だけで改善したと聞いて驚きました。良いと思った物を我慢できずにすぐに買ってしまう癖や、他人にお金を使いすぎてしまう癖を直らず、貯金したいと思ってもすぐに断念してしまう。これを直したいのですが、お金の出入りを毎月チェックする、という方法以外になにかありますでしょうか?また、長続きする方法などあるのでしょうか?

女性20代後半 dgs2mtpkさん 20代後半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

子供部屋おじさんについて

私は、今現在二人の男の子について恵まれておりまして、小学生低学年の長男と次男につきまして、子育てを専業主婦としまして、メインにさせていただいております。子供達がどのようにして、成長していくかと言う点で非常に楽しみにしているのですが、子供達が将来大学まで進学して、卒業して、働くと言う状況になりました際に、このまま子供が自立せずに、子供部屋が居心地よすぎて、今少し社会現象となっております「子供部屋おじさん」になってしまったらどうしようと言う悩みがありました。子供部屋おじさんにつきましては、実家に寄生して、親の収入を頼ったりするケースもあるそうなので、どうやったら真っすぐに育ってくれるのかなと思っております。

女性30代後半 chisaponさん 30代後半/女性 解決済み
前佛 朋子 1名が回答

子供の大学の奨学金に関して教えてほしいです。

我が家には、子供が2人います。8歳と5歳で2人ともまだ小さいですが、将来大学に通うことになったときの学費をどれくらい貯めておく必要があるのかわからず心配になっています。奨学金を借りることも検討していますが、返済が大変になってしまうと予想されるので、なんとか奨学金を借りずに大学に行かせたいなと考えています。その場合、男の子2人文系の私立大学にすすんだと仮定していくらくらいお金を貯金しておけば奨学金を借りずに済むのかを教えてほしいと思っています。また、今現在夫婦とも30代半ばで、夫は正社員、妻である私は派遣社員として働いています。子供が小さい今がお金のため時だと聞いたことがありますが、だいたい何歳までにどれくらいを目安として貯金をしていけばいいのかも教えてほしいです。

女性40代前半 mikumiさん 40代前半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

定年退職後の収入源を確保するにはどうすればいいのか

定年退職後非常勤で再雇用となりましたが、年次(1年)契約であり、次年度の継続雇用が確定されている訳ではありません。また、保険料の支払いが会社で持っていただいた分を個人で支払うことになり、妻の国民健康保険料と併せて支払うと食費以外の生活費を支払う余力がありません。退職金を切り崩して光熱費等を用立てていますが、年金支給年齢まで持ちません。今後の収入源を確保するにはどうすればいいのか教えていただきたい。

男性60代後半 clonterさん 60代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

日々の家計管理、節約について

長年シングルマザーとして生きてきた40代女性で、子ども2人はすでに社会人で3人暮らしをしています。3人暮らしですので、なんとか日々の暮らしはやっていけていますが、今年に入って転職をしたのもあり少々わたしの収入が少ないのがまずはひとつ悩みの種です。なにか収入を増やせる術はないか、副業としてできることはないかと常日頃考えています。そしてそれと同時に、節約も含めた家計管理が大事になってくるのは当然のことで、支出を抑える方向も考えてはいます。節約はしたいのですが、なにせ仕事で疲れて帰ると「仕事帰りに夕飯の買い物をして、下ごしらえなどの準備して、煮たり焼いたり料理して、調理器具や皿洗いなど片づけをして」の一連の家事をする気が起きず、外食や出来合いものも多い我が家。食費をふくめ、いろいろな生活費を何かうまく節約できないものか良い知恵をお聞きしたいところです。

女性50代前半 そうちゃんさん 50代前半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答