子供の教育費用や老後資産などのため、今ある余剰資産を運用したい

女性30代 ぽんぽこさん 30代/女性 解決済み

29歳、東京都在住の女性です。
私も夫も働いており、今までコツコツと貯蓄をしてきています。
現在、私と夫の個人の貯金、及び家族全体の貯金として、合計3000万円ほどあり、全て普通預金口座に入れている状態です。
また、今後も共働きを続けていく予定です。
私も夫も退職金はない会社で働いており、idecoを月々1万円ほどかけています。
また、今後5000万円以下の家を購入したいと考えております。
子供は公立小中高校、四年生大学までの教育資金を用意したいと思っています。
上記を踏まえて、今ある余剰資産を運用したいと思っているのですが、子供の教育費用や老後資産なども加味して、どのような資産運用をしていけばいいのか教えてください。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代前半    男性

全国

2021/09/23

まだお若いにもかかわらず、現時点での家計全体の預金が3,000万円というのは、一般的には極めて大きいと言えます。

おそらくご夫婦のいずれかまたは両者の収入が多く、かつ浪費などはなさらず金銭面で堅実に暮らしておられるものとお察しいたします。

もちろん子どもさんが成長されるにつれて出費も増えていくことは想定されますが、運用によって無理して増やそうとされないことが、いちばんの資産運用だと言えるのではないでしょうか。

具体的に、ご相談内容をふまえてまず申し上げたいのは、住まいを購入される際には、できる限り多く住宅ローンを組まれることです。

言い換えれば、できる限りキャッシュを手元に残しておかれることを意識してください。

ちなみに借り入れは、長期(35年)のローンで、全期間の固定金利を選択されることが基本です。

住宅ローンほど、好条件で資金調達できるローンはありません。

もし子どもさんの教育費などが足りなくなり、教育ローンや奨学金(という名の学生ローン)などを利用する羽目になったとしたら、資産運用的には不利になってしまいます。

なお、株式等の金融商品を用いて運用したいということであれば、「どのような運用をしていけばいいのか」ではなく、「何に投資をしたいのか」と意思を込めて主体的にお考えになることが大切です。

iDeCoの活用は悪いことではありませんが、掛金の運用先にはこだわっておられますか?

運用商品は十分に納得して選ばれましたか?

もしそうなら、余剰資金の運用先はご自身で決められるはずです。

iDeCoというのはあくまでも制度の一つに過ぎないのであって、制度を活用すること以上に重要なのは、何に投資するのかというご自身の意思ですから。

投資とはそもそも、より良い世の中をつくっていくために行うものです。

手放したお金が世の中をぐるぐると回り、社会がより豊かになっていくからこそ、結果として自分も豊かになっていけるのです。

これからも世の中になくてはならないと考える企業を丹念にリサーチして選定する、長期投資に資する本格的な投資信託を1本選び、iDeCoと同様に毎月数万円ずつ投資してコツコツと長く継続していけば、資産は時間を味方につけて、複利の威力でじっくりと加速的に増えていくことでしょう。

あくまでも金融商品を用いての資産運用は、このような投資の本質を理解された上で、ご自身の意思を込めてなさることが基本です。

間違っても、本質を理解されないままに、みんなやっているから、税金がおトクそうだからなどという理由だけで始めることだけはお控えください。

ご相談者さまはすでに、一定の資産をお持ちでいらっしゃるのですから。

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