自分の給与を資産運用、投資して増やしていくには

男性30代 kantona0623さん 30代/男性 解決済み

20代 男性です
現在コロナ禍において、新しい仕事の形が改めて強調され始めています。宅配サービスやこちらのクラウドワークスなどが当てはまると思います。
そこで自分の給与を資産運用、投資したりしていく上でどのように始めたら良いのか、人生100年時代と言われる中でどのようにしてファイナンシャルな部分を高め安定していけば良いか。どんな考えや備えがあるのかを聞いてみたいと思います。コロナによる破産や雇い止めで収入を得る形は多岐にわたるようになりました。
加えてもちろん日々の生活で節約やリテラシーを、高めていくことも重要ですがどのようにして支出しながらも財産を高めていけば良いのかいままでの経験をもとに聞いてみたいです。

1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代前半    男性

全国

2021/03/09

 20歳代のうちから、「お金に働いてもらう工夫(資産運用)」に関心を持つことは、素晴らしいことだと思います。
 上記の「お金に働いてもらうための工夫」は、10の「ステップを踏む」と良いと思います。
【ステップ1】
 まず最初は、資産運用の「元手となるお金」を作りましょう。元手となるお金は、泣け無しのお金で運用すると、思惑や意図とは異なる結果(損失等)に対する耐性がありません。極端な例ですが、まずは投資元本全額を失っても構わない程度の資金を用意しましょう。
 大きな金額である必要はなく、スタート時は数千円でも十分だと思います。最初は儲け狙いというよりも、興味・関心を高めるための授業料のつもりでスタートしましょう。
【ステップ2】
運用手法を研究します。リスク(=不確定要因)が高い反面、収益期待の高い資産(例えば現物株投資)。
収益期待は低めであってもリスクが低めの資産(債券)。
資産の対象を国内又は海外。
広く分散させるタイプの投資信託など
様々な資産が候補となりますので、それぞれの特徴や注意点などを確認しましょう。
【ステップ3】
偶然に起因したギャンブル的な金融商品は手を出さないように意識を高めましょう。ギャンブル的な金融商品として代表的なのは「外国通貨為替取引(FX)」、「仮想通貨取引(ビットコイン等)などが代表選手だと思います。
これらすべてに共通しているのは、付加価値は生み出されず勝者と敗者のみに分かれるゼロサムゲームであり、投資元本の数倍~数十倍のレバレッジがかけられるため、偶然に起因したハイリスク・ハイリターン商品といえます。
【ステップ4】
利用できる仕組み・制度のメリット・デメリットをしっかり理解して利用する。例えば、少額で時間の分散効果があり税にやさしい「つみたてNISA」や「iDeCo」をはじめるのも一つの手法です。
【ステップ5】
運用対象資産は、分散を基本としつつも、対象資産を広げ過ぎず興味・関心がある資産から始めましょう。
一つの物差しとして、公的年金を運用している世界最大級の機関投資家「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」の資産運用構成(ポートフォリオ)が参考になります。この資産運用構成よりも株式の構成比が高くなれば、「リスク・リターンは増加し」、「低いと減少する」という使い方が良いと思います。
【ステップ6】
取引に関わる手数料にも関心を持ちましょう。手数料は運用成績の良し・悪しに関わらず徴収されます。手数料が原因で投資収益が圧迫されてしまっては本末転倒でしょう。
【ステップ7】
運用対象資産の値動きに関心を持ち、下落要因に止まらず上昇要因についても関心を持って情報取集を行います。
【ステップ8】
自分なりに値動きの原因が理解できるようになったら、徐々に対象資産と金額を増加させましょう。
【ステップ9】
 資産の値動きに一喜一憂せず、「お金を育てる」というイメージで長期の運用が良いと思います。
【ステップ10】
 資産運用の世界では、「専門家」と称する識者が登場します。その識者は、金融商品の「販売サイドの立場なのか?」、「中立な立場なのか?」、「購入者サイドの立場なのか?」それぞれの立ち位置により、提供される情報内容に違いがあります。販売者サイド(売りたい人)の情報は、必ずしも購入者にとって「良い情報である」とは限りません。
何より、どの立場の識者(専門家)であっても運用結果という未来予想を事前に的中させることは不可能です。あくまで参考意見と位置付けましょう。
 
ニューヨークダウの史上最高値更新や日経平均株価のバブル崩壊後約29年ぶりの高値。一時は死語になりつつあった「貯蓄から投資へ」という言葉が復活しているようです。
「こんな時こそ注意が必要」と考えますが、長期的には個人の資産形成に対する自助努力は大切だと思います。運用には困難な場面が訪れることもあるでしょうが、「手をこまねいてみている人」と「リスクを恐れず工夫した人」では結果は異なるかもしれません。

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